ドラッグストアにずらりと並ぶ日焼け止め。「SPFとPAって何だっけ?」「白浮きしないのって、どこを見ればいいんだっけ?」などなど、つい立ち止まって悩んでしまう…そんな経験はありませんか?
この機会に、日焼け止めの基本をしっかりおさらい! これを読めば、次に買うときはもう迷いません!
日焼け止めの「?」を解決!Q&Aで学ぶ正しい知識
紛らわしい日焼け止めの表示について、一問一答でサクッとおさらいしましょう!
Q1.「SPF」って、数値が高いほどいいの?
A. SPFとは、シミ・炎症を起こす紫外線B波(UVB)によって、肌が赤くなるまでの時間をどれくらい延ばせるかを示す数値のこと。「SPF50+」が最大値です。SPF1=約20分なので、SPF50なら約1000分、つまり16時間半引き延ばせることになります。
数値が高いほど効果は高まりますが、その分、肌への負担になることも。通勤や街での買い物ならSPF20~30、レジャーにはSPF50+のように、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
Q2.「PA」の「+」は多い方がいい?
A. PAは、シワやたるみの原因になる紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示します。「+」の数が多くなるほど効果が高まり、最大で「PA++++」です。こちらも普段使いなら「PA++」、海や山では「PA++++」など、シチュエーションによって選びましょう。
Q3.「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の違いは?
A. 「紫外線吸収剤」は、紫外線を別のエネルギーに変換して肌を守るもの。白浮きしにくく伸びもいいですが、肌への負担は大きめです。一方「紫外線散乱剤」は、紫外線を反射して跳ね返すもの。白浮きやきしみ感がありますが、肌への負担が少なく敏感肌の方におすすめです。
Q4.最近よく見る「UV耐水性」って何?
A. UV耐水性とは、水に濡れた後の日焼け止め効果がどれだけ保たれるかを示す新しい表示です。「UV耐水性★」と「UV耐水性★★」の2段階で、★が多いほど水に強いことを示します。従来の「ウォータープルーフ」はメーカーごとに基準が違うなど曖昧な点もあり、今後はUV耐水性の表示がメインに。これからはUV耐水性をチェックするようにしましょう。
中と外からWケア!本気のシミ対策には漢方薬も
日焼け止めによる「外」からの対策は重要ですが、日焼け後の肌や年齢によるシミ・肌荒れに対しては「中」からのケアも取り入れてみましょう。
漢方薬はからだの内側に働きかけ、血流をよくしたり、肌のターンオーバーを整えたりすることで肌本来の力を引き出します。「漢方は高いしな……」と感じる方には、オンラインサービスの「あんしん漢方」がおすすめです。続けやすい価格でありながら、専門家があなたに合った漢方薬を選んでくれます。中と外のWケアで、透明感あふれる素肌をしっかり守っていきましょう!
自分に合った日焼け止めで、太陽の下でも輝く私へ
日焼け止めの指標は、あなたのライフスタイルに最適な一本を見つけるための大切な道しるべ。しっかり選びとることで、紫外線ダメージを効果的に防ぐことができます。さらに、からだの内側から調子を整える漢方薬をプラスすれば、未来の肌はもっと輝くはず。正しい知識を味方につけて、自信を持って夏を楽しみましょう!
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10046&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=250701