「最近、シミが増えた」「入念にスキンケアをしているけど肌が乾燥しがち」などのお肌の悩みを抱えていませんか？

美しい肌を保つためには、外側からのスキンケアだけでなく内側からのケアも大切です。

肌が本来持つ力を引き出し、健康的で艶やかな肌へとアプローチするには漢方薬の活用がおすすめです。

そこで今回は、「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに美肌に役立つ漢方薬について教えてもらいました。

 

美肌は内側からのケアが不可欠

 

「皮膚は内臓の鏡」という言葉をご存じですか？

 

これは、肌の状態がからだの内側、つまり内臓など心身の健康状態を反映しているということです。

肌トラブルは、単なる表面的な問題ではなく心やからだ全体の状態を映し出すサイン。

 

どんなに高価なスキンケアを使っても、冷えや血行不良、ストレス、疲労といった内側の問題が解消されなければ、本当に美しい肌を手に入れることは難しいでしょう。

だからこそ、からだの内側から整えるケアが必要となります。

外側のケアに内側からのサポートを加えることで、あなたの肌は健やかで美しく変わっていくはずです。

漢方薬で美肌を目指すメリットとは

 

漢方薬は、心やからだ全体を整えて、内側から健康的な美肌づくりをサポートします。

ここでは、漢方薬を使うことで得られる3つのメリットをご紹介します。

体質改善ができる

肌トラブルを心身のバランスの乱れとしてとらえ、一人ひとりに合った漢方薬を選ぶことで体質からの改善を目指します。
体質が整うことで、肌も自然と健やかで美しい状態へ導かれます。

肌トラブルの根本にアプローチできる

漢方薬は、肌トラブルを一時的に治すのではなく、根本原因の改善へとアプローチします。

たとえば、「血流をよくする」「余分な老廃物を排出する」などのはたらきで、美肌づくりをサポートします。

複数の症状に効果が期待できる

漢方薬は、心とからだ全体のバランスを整えるので、肌トラブルだけでなく、心やからだの不調にも同時にアプローチすることができます。

肌の調子がよくなると同時に、冷えや疲れなどの不調も軽減され、心身ともに健やかな状態へ導いてくれるのが大きな魅力です。

 

美肌を目指すためにおすすめの漢方薬

 

お悩みの肌トラブル別に美肌を叶えるためにおすすめの漢方薬をご紹介します。

ニキビの悩みには十味敗毒湯（じゅうみはいどくとう）

排膿解毒作用や抗菌作用、抗炎症作用などがあり、ニキビの原因となる過剰な水（すい）や熱を散らしニキビを改善する漢方薬です。
とくに、化膿を伴うかあるいは化膿を繰り返すニキビによく用いられます。

シミ・くすみの悩みには桂枝茯苓丸料加薏苡仁（けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん）

シミやくすみの原因となる血液循環の滞りを解消し、皮膚のターンオーバーを正常化してシミやくすみの改善が期待できる漢方薬です。

皮膚症状に加えて、月経痛や更年期障害などがある人によく用いられます。

乾燥肌の悩みには当帰飲子（とうきいんし）

血流をよくして肌に栄養や潤いをあたえ、乾燥肌や乾燥によるかゆみを改善する漢方薬です。
冷え性で体力がない人に適しています。

自分のお肌に合った漢方薬を選ぶには

 

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

 

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家の力を借りるのがおすすめです。

 

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方（オンライン個別相談）」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
相談もスマホで完結するので、対面では話しにくい悩みも気軽に相談できます。

 

●あんしん漢方：https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10005&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=250110

 

からだの内側から輝く艶肌を目指そう！

スキンケアに加えて、漢方薬でからだの内側からのケアも始めてみませんか？

からだの外側と内側の両方が整うことで、輝く健やかな肌を手に入れて、さらに元気な笑顔で毎日を過ごしていきましょう。

 

＜この記事の監修者＞

 

あんしん漢方薬剤師　
清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。

現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

●あんしん漢方（オンラインAI漢方）：https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10005&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=250110