梅雨入りし、雨の日が続くと、部屋のジメジメや部屋干しのニオイ、そしてなんとなく淀んだ空気…といった悩みが尽きませんよね。外出も億劫になり、室内で過ごす時間が増えるこの時期だからこそ、室内の空気の質への関心は高まるばかりです。
そんな梅雨時期の不快感を一掃し、快適な室内環境を実現してくれるのが、ダイソンの「Dyson Purifier シリーズ」です。特に、最上位モデルとなる「De-NOxシリーズ」は、梅雨時期特有の悩みをまるっと解決してくれる頼れる存在。今回は、家電ライターの視点から、その魅力と活用価値を徹底的にレビューします!
梅雨時の室内環境問題とダイソンがもたらす解決策
雨が続くと窓を開ける機会が減り、室内は密閉されがちです。実は、室内は屋外よりも最大5倍も汚染されている可能性がある※注釈1と言われています。特に都市部では、自動車の排気ガスなどに含まれるNO2(二酸化窒素)といった汚染物質が問題視されており、これらが室内に蓄積・濃縮されることも。さらに、木材製品やカーペットから発生するホルムアルデヒドなど、目に見えない汚染物質も潜んでいます。 このような梅雨時期ならではの空気の課題に、ダイソンは独自のテクノロジーでアプローチします。
新開発K‐カーボンフィルターで「NO2」を強力除去!
De-NOxシリーズに新たに搭載された「K‐カーボンフィルター」は、炭酸カリウムを豊富に含み、NO2を従来の活性炭フィルターよりも最大1.5倍多く除去※注釈2することが可能です。これは、都市部に住む私たちにとって、非常に心強い機能です。 さらに、捕集が難しいとされるホルムアルデヒドも検知、分解、除去※注釈3してくれるため、よりクリーンな室内環境が期待できます。
ダイソンコアテクノロジーで「検知」「清浄」「循環」の三位一体
Dyson Purifier シリーズは、ダイソンが長年培ってきた空気力学、フィルター技術、音響工学の専門知識に基づき設計されています。
1.高精度な「検知」機能 Dyson Purifier Gen1 モデルを含むダイソンの空気清浄機は、PM10やPM2.5といった微細な粒子を検知する高性能センサーを搭載。ホコリ、花粉、ペットのフケ、カビの胞子などを自動的に検知し、室内の空気質データをLCDディスプレイにリアルタイムで表示します。目に見えない空気の汚れを「見える化」することで、適切なタイミングで空気清浄機を稼働させることができます。
2.徹底的な「清浄」性能 厳格な基準を持つ欧州規格のH13 HEPAフィルターに加え、製品全体が完全に密閉された設計になっています。これにより、ウイルス※注釈4やハウスダスト、花粉を捕らえるだけでなく、PM0.1レベルの微細な粒子まで99.95%閉じ込め※注釈5、有害なガスやニオイ※注釈6まで除去します。梅雨時期の部屋干し臭やカビのニオイが気になる場面でも、その高い清浄能力は頼りになります。
3.パワフルな「循環」力 ダイソン独自の特許技術「Air Multiplier™(エアマルチプライアー)テクノロジー」は、気流を増幅させる独自設計の送風口で、横方向にパワフルに空気を送り出します。空気清浄機から出る上向きの気流では取り逃しがちな汚染物質も、遠くにある空気の汚れまで引き寄せて部屋全体の空気を均一に清浄※注釈7します。これにより、梅雨時期の停滞しがちな空気も効率よく循環させ、快適な状態を保つことができます。
梅雨の悩みを1台で解決!多機能ラインナップ
Dyson Purifier シリーズは、空気清浄機能にとどまらない多機能性も魅力です。
・Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター: 空気清浄機、扇風機、ヒーターの3役を1台でこなします。雨で肌寒い日にはヒーターで暖め、ジメジメする日には扇風機として活用できるため、季節の変わり目や梅雨時期の室温調整に最適です。特に、部屋干しをする際には、暖房と送風を組み合わせることで乾燥をサポートし、ニオイの発生も抑える効果が期待できます。
・Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機: 空気清浄機、加湿器、扇風機の3役をこなし、特に湿度管理が重要になる梅雨時期には心強い味方です。適切な湿度を保ちながら空気を清浄するため、乾燥が気になる季節はもちろん、梅雨の湿気対策にも役立ちます。
・Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン: 空気清浄機と扇風機の2役を担い、夏場の空気清浄と涼しい風で快適な空間を提供します。
アプリ連携とスマートホーム対応で、より快適な生活を
De-NOxシリーズは全機種が「MyDyson™アプリ*⁵」に対応しており、外出先からでも空気清浄機能や加湿機能の操作、室内外の空気質情報をリアルタイムで確認できます。帰宅する前に部屋の空気をきれいにしておく、といったスマートな使い方も可能です。
さらに、2025年からはスマートホーム機器の共通規格「Matter」にも対応予定。異なるIoTデバイスをシームレスに管理できるようになることで、より統合されたスマートホーム環境が実現します。
まとめ:ダイソンで梅雨を快適に乗り切る!
Dyson Purifier シリーズ、特にDe-NOxシリーズは、単なる空気清浄機という枠を超え、梅雨時期の様々な悩みを解決してくれる頼れる家電だと感じました。
・目に見えない空気の汚れを徹底的に除去(NO2、ホルムアルデヒド、PM0.1、ウイルス、アレルゲン、ニオイなど)
・部屋全体の空気を効率よく循環させ、ジメジメや停滞感を解消
・ファン、ヒーター、加湿器といった多機能性で、室温や湿度を快適にコントロール
・アプリ連携で、いつでもどこからでも空気環境を管理
この一台があれば、梅雨時期の室内での時間をより快適で健やかに過ごせること間違いなしです。今年の梅雨は、ダイソンの空気清浄機で、空気の質から生活の質を高めてみてはいかがでしょうか。
※注釈1接続されたダイソンの空気清浄機で記録された屋内の空気質とOpenAQ(https://openaq.org/)による屋外の空気質の比較。深圳、福岡、大阪、アムステルダム、台北、ニュージーランドの屋外の空気質データはWorld Air Quality Project(https://aqicn.org/city/london/)によるデータを使用。
※注釈2 自社規格DTM‐003387に準拠し、第三者機関[Fraunhofer WKI(ドイツ)]が3m³の試験空間にて最大風量で測定。自社従来品と比較。
※注釈3 中国標準規格GB/T18801に準拠し、第三者機関SGS-CSTC(中国)が2021年に実施した実機の浄化能力を測定した試験結果。ホルムアルデヒドを継続的に注入し、CADR(クリーンエア供給率)最高値に到達するまでの累積ホルムアルデヒド浄化能力を測定。ご使用の状況によって効果は異なります。
※注釈4 25m³の密閉した試験空間での72 分後の浮遊したウイルスへの効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。ご使用の状況によって効果は異なります。試験機関:(一財)北里環境科学センター。試験方法:25m³の試験空間で日本電機工業会規格(JEM1467)の性能評価試験にて実施。対象:浮遊したウイルス。試験機:HP10(最大風量時)。試験結果:72 分後に99%捕集。 試験報告書:北生発2023_0393 号。
25m³の密閉した試験空間での42 分後の浮遊したウイルスへの効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。ご使用の状況によって効果は異なります。試験機関:(一財)北里環境科学センター。
試験方法:25m³の試験空間で(一社)日本電機工業会規格(JEM1467)の性能評価試験にて実施。対象:浮遊したウイルス。試験機:TP10(最大風量時)。試験結果:42 分後に99%捕集。試験報告書:北生発2023_0393 号。
※注釈5 欧州規格EN1822 に準拠し、第三者機関SGS-IBR(米国)が2023 年に実施した、0.1μm 以下の粒子を対象に最大風量にて行ったフィルター性能試験結果。前記数値は、フィルターの性能試験に基づく性能であり、実機の性能とは異なります。また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。PM0.1 とは0.1μm 以下の大きさの微小粒子状物質です。
※注釈6 自社および第三者機関[CHEARI(中国)]が実施した酢酸、アセトアルデヒド、アンモニア[(一社)日本電機工業会規格(JEM1467)]、ホルムアルデヒド、ベンゼン[中国標準規格(GB/T18801)]、NO₂[自
社規格(DTM-003282)]の測定試験結果(括弧内は準拠した規格を示します)。実際の使用状況により除去率が異なります。前記以外の有害ガスについては確認していません。
※注釈7 空気清浄機能は自社規格DTM801 に準拠し、空気を送り出す自社試験、および自社規格TM-003711 に準拠し、81 m³の空間で空気清浄能力を測定した自社試験結果。 ヒーター機能は自社規格DTM961 に準拠し、35 m³の空間を暖める能力を測定した自社試験結果。
製品ラインナップ


