「生理前になるとPMS症状がひどい」という表現を目にすることはないでしょうか。生理前の不調は、PMSの他にPMDDという不調もあります。
PMSとPMDDは、どのように違う不調なのでしょうか。それぞれの違いや、生理と向き合うために知っておきたいセルフケア方法を紹介します。
✦PMSとPMDDの違い

PMS(月経前症候群)は、生理の3~10日前頃からあらわれる心身の不調のことをいいます。
腹痛・頭痛・むくみ・気分の落ち込み・イライラなどの症状が代表的です。
一方、PMDD(月経前不快気分障害)は、PMSのなかでも、とくに精神症状が強い状態。場合によっては、日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。
怒りの爆発や、強い自己否定感が出る場合は、婦人科や心療内科を受診しましょう。
✦今日から始めるセルフケア

生理の不調に対しては「月に1度のこと、我慢していれば終わる」と後回しにしがちです。ですが、毎月繰り返すものだからこそ、適切なケアをして不快感を軽減しませんか?
PMSやPMDD対策の基本は、以下の3つのポイント。
- ・十分な睡眠
- ・ストレスをためない
- ・バランスのとれた食事
なかでも、注目を集めているのが腸活です。
腸内環境が整うと自律神経が安定し、ホルモンバランスや気分の変動を安定させる効果が期待できます。生理だけではなく、更年期症状にも役立ちますよ。
腸活は、発酵食品や食物繊維の摂取などの食生活の改善が大切です。
忙しい人は、サプリメントや健康食品などのサポートアイテムをプラスするのもおすすめ。乳酸菌や酪酸菌、食物繊維など腸に嬉しい成分をバランスよく配合したものを活用してみましょう。
次の不快感を軽減するために、今から始めてみませんか?
<監修者プロフィール>

山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
