「おなかは空いたのに、食欲がわかない」
「何か食べたいけど、何も食べたくない」
こんな不思議な気持ちになることってありますよね。
この「空腹なのに食欲ない」という状態は、からだからのSOSかもしれません。
原因と、日常生活でできる対策を見てみましょう。
おなかが空くのに食欲がない理由

からだはエネルギーを求めるのに食べる気力がない原因は、自律神経の乱れだと考えられます。
ストレスや睡眠不足によって消化を司る副交感神経の働きが悪くなると、空腹感はあるのに「食べたい」という気持ちが湧かないことがあります。
次に考えられる原因は、腸内環境の乱れ。
腸内細菌のバランスが崩れたことによって消化吸収がスムーズに進まなくなると、胃もたれや軽いムカつきを感じ、食欲が失われることがあります。
様子を見る?対策が必要?

一時的なストレスや寝不足であれば、自然と治ることもあるでしょう。
ただし、
- 2週間以上同じ状態が続いている
- 体重が減っている
- 食後に強い疲労感が出る
このような症状が出る場合は、病気の可能性があります。内科や消化器科の受診も検討してくださいね。
自分でできるセルフケア

「病院に行くほどではないけど、なんとなくスッキリしない」という場合は、日常的なセルフケアが重要です。「なんとなくだるい」「イライラしやすい」などの不調は、胃腸の不快感によるケースがあります。
胃腸が不快でイライラし、ストレスがたまって自律神経のバランスが崩れ、さらなる不調を引き起こす……なんて悪循環に陥っていることも。
- 食事の内容やリズム
- 水分不足になっていないか
- しっかり眠れているか
このようなポイントを見直し、自分自身の胃腸を労わってくださいね。
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー
総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
