出かける準備や家事に追われ、朝ごはんを後回しにしていないでしょうか。
「朝食を抜くと便秘になる」と聞いて、気になっている人もいるかもしれません。朝食を抜いたからといってすぐに便秘になるわけではありませんが、食事は腸が動くきっかけのひとつです。
すっきり整いやすい朝の過ごし方を考えてみましょう。
食事は大腸が動くきっかけ

食べ物が胃に入ると、大腸の動きが促される「胃結腸反射」が起こります。これは、食事の刺激によってすでに腸内にある便が排出されやすくなる反応のことです。
朝食後は、この反応を排便習慣に生かしやすい時間帯。朝食を抜くと朝の食事による刺激を受ける機会がなくなります。便秘気味な人はとくに、朝食をしっかり摂ることを意識しましょう。
食べやすいものを少量から

朝は食欲がわきにくい人もいます。いきなり品数や量を増やさず、小さめのご飯と卵、トーストとスープなど、用意しやすい組み合わせから試してみましょう。朝食に慣れてきたら、果物や野菜のおかずを少し添えてみてください。
準備が大変な場合は、前夜に食器を出しておいたり、冷凍ご飯を一食分用意しておいたりするなど、朝の作業を減らす工夫がおすすめです。飲み物だけになりがちな人は、食べられるものを少し組み合わせてみてくださいね。
食後の余裕も朝の習慣の1つに

「朝食を食べ終わったらすぐに出発」という流れでは、便意があっても我慢してしまいがちです。起きる時刻や身支度の順番を調整し、朝食後にトイレへ行ける余裕を残してみましょう。
便意を感じたら、できるだけ我慢せずに行くことが大切です。一方、便意がないのに長時間座り続けたり、強くいきんだりする必要はありません。朝に時間を取れない日は、1日の中で落ち着いてトイレに行ける時間を確保してくださいね。
朝ごはんは、排便を促すためだけのものではありません。食事を楽しみ、からだの合図を受け取れる余裕をつくることから始めてみましょう。

便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
