皆さんこんにちは、「女性ホルモン博士」として活動している本庄楓です。
Weeklyコラムvol.1”ホルモンバランス”に続いて
vol.2は女性の悩み、ホルモンバランスの乱れが引き起こす「ニキビ」ができる原因をお話ししました。
vol.3は女性の悩み、ホルモンバランスの乱れが引き起こす「ニキビの原因・改善方法」についてお話したいと思います。
ホルモンバランスの乱れにより起こるニキビ肌の改善方法のひとつ、「女性ホルモンエストロゲンを低下させないこと」についてお話したいと思います。
ニキビと女性ホルモンの関係
vol1でもお話ししました、女性ホルモンの一つ、エストロゲンは「美肌ホルモン」「美容ホルモン」と呼ばれており、エストロゲンには皮脂の分泌をコントロールする役割もあります。その他に肌のバリア機能を強化し、*角質を柔らかく保ち、肌の保水力を高めるといった作用があります。
特に大人ニキビ、ホルモンバランスの乱れが原因の顎周り等にできるニキビは原因として毛穴が角栓で詰まることによってニキビの元と言われている”白ニキビ”ができます。
エストロゲンの作用で*角質が柔らかく保たれていれば、毛穴が角栓で塞がってしまうことはありません。
仮に皮脂が多量に分泌されても*角質が柔らかければ毛穴の中に溜まることはないので、ニキビにはならないのです!
つまり、女性ホルモンエストロゲンがしっかりと分泌されている状態であれば、ニキビができにくい状態になるのです。
*角質とは、皮膚の表面にある角質細胞や、それらが重なった層のことを指します。主にケラチンというタンパク質で構成されており、厚みは0.002mmと非常に薄いです。角質は、肌の奥から生まれた新しい細胞が変化しながら表面にせり上がり、役目を終えると自然に垢となって剥がれ落ちます。
女性ホルモンエストロゲンが低下する原因
女性ホルモンエストロゲンが低下する原因の一つはストレス。
私もストレスが原因の一つとして、女性ホルモンの低下でホルモンバランスの乱れによる不調やニキビができ、原因が分からなくさらに悩むという経験しました。
まさか、ストレスと関係のあることとは思ってもおらず、ストレスが女性ホルモンに影響することも衝撃でした…。
ストレスを溜めないことと言われても、ストレスは自分の問題だけでもなく、外的要因も多くあると思います。
仕事の問題、職場での対人関係、家族との問題、恋人の悩み…etc
ストレスを溜めるなと言われてもどうすればいいか分からないというのが本音だと思います。
ですが、ストレスから解放できる時間、リラックス出来る時間を作ることは可能かと思います。
まとめ
自分だけの時間、好きなことをする、ゆっくり過ごせる時間を作ることでストレスから離れられ、セロトニンという幸せホルモンを分泌させ、エストロゲンの低下を防いでくれます。
今回はホルモンバランスが原因でできるニキビの原因は女性ホルモンエストロゲンの低下であること、改善方法についてお話ししました。
次回のWeeklyコラムvol4で、ストレス以外の女性ホルモンエストロゲンが低下してしまう原因についてお話ししたいと思います。
著者のプロフィール
女性ホルモン博士 本庄楓
株式会社E’rable 代表取締役
自身のホルモンバランスの心身の不調、無月経、無排卵、月経不順、子宮外妊娠、免疫障害の難病を経験し、女性ホルモンについて学び女性ホルモンエストロゲン配合オリジナル化粧品「FemMoon(フェムムーン)」開発販売、尿もれ改善膣トレトレーナー業、女性ホルモンセミナーを行なっている
膣ケアアドバイザー
膣トレ認定トレーナー
※個人的な見解によるものです。