藤井美樹 Weeklyコラム Vol.1

2025.09.18

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整うことで「本来の力」が発揮される

こんにちは。
株式会社STAGE・株式会社Cport代表の藤井美樹です。

私は「装い・内面・健康を整える」という3つの軸を中心に、
オーダースーツサロン、ドライヘッドスパ、オーガニックプロダクトの提供を通じて、
“働く人たちが、自分の力を正しく発揮できる状態”をつくるサポートをしています。

具体的には──
・装いの自己実現を支援する《オーダースーツサロン|Visionné》
・脳と心を整える《ドライヘッドスパサロン|Salon by Papillons et nature》
・美容と健康を支える《オーガニックセレクトショップ|Papillons et nature》

この3つの機能をひとつの空間に統合した「トータルコンディショニングサロン」としてブランドを展開しながら、
現場での対話やサポートも行っています。

また、国家資格を持つ管理栄養士や、経験豊富なスタイリスト、スパ施術者との連携体制も整えており、
日々、専門家と共に多角的な支援を実践しています。

そうした日々の中で、特に多く出会ってきたのが、
「ちゃんと頑張っているのに、なぜか空回ってしまう」という悩みを抱える20代・30代のハードワーカーたち。
真面目で責任感のある彼ら彼女らほど、
“頑張り方を変える”という選択に、戸惑いを感じているように思います。
「整えるようになってから、仕事のパフォーマンスが上がった」という声も、多く届いています。

かく言う私自身も、かつては「努力は裏切らない」と信じて、
夜遅くまで仕事を詰め込むような働き方をしていました。
でも、あるとき思ったんです。
「これって本当に“前に進めてる”努力なんだろうか?」と。

当時は、気分が沈んだり、些細なことでイライラしたり。
その原因は、自分の気合いや気分の問題だと思っていましたが、実はそうではありませんでした。

腸内環境やホルモンバランス、睡眠の質や栄養の偏り。
そうした“目に見えないコンディションの乱れ”が、
思考や感情の不安定さに繋がっていたんです。

この気づきは、プロの管理栄養士との食事面での壁打ちを通じて得たものでした。
自分一人では気づけないことも、専門家との対話を通すことで、見直せる。
だから私は「整える」ことを、がんばる前の準備として大切にするようになりました。

たとえば
・最近、ちゃんと眠れていますか?
・食べるものや飲むものが、自分に合っていますか?
・今日の服は、気持ちよく袖を通せましたか?

ちょっと立ち止まって、こうした問いを投げかけてみるだけで、
少しずつ、自分の輪郭が戻ってくる感覚があります。

“整える”とは、自分の力を正しく発揮できる状態をつくること。
決して、がんばることを手放すのではなく、
むしろ“もっとしなやかに、もっと持続的に”頑張るための土台を整えることなんです。

このコラムでは今後、装い・内面・健康という3つの軸から、
「どうすれば本来の力を発揮できる状態に近づけるのか」を、日常の視点やプロとの実践を交えながらお届けしていきます。
正解を提示するのではなく、一緒に“自分に合った整え方”を探していけたら嬉しいです。

次回のコラムでは、
「外見を整えることが、内面にどう影響するのか?」というテーマで、さらに掘り下げていきます。
まずは1週間、意識的に“整える”ことから始めてみませんか?
日常の中に、小さな変化のきっかけがきっと見つかるはずです。

【プロフィール】

 

藤井美樹
株式会社STAGE・Cport代表。
“装い・内面・健康を整える”を軸に、複数のブランドを展開。

・装いの自己実現を支援する《オーダースーツサロン|Visionné》
・脳と心を整える《ドライヘッドスパサロン|Salon by Papillons et nature》
・美容と健康を支える《オーガニックセレクトショップ|Papillons et nature》

働く人たちが、日々のパフォーマンスや判断力、人との関係性をよりよくするために、
「整えること」からライフスタイルを見直す支援を行っている。

自身の経験を活かし、講演・執筆活動を通してキャリア設計やセルフマネジメントをテーマに発信。
国家資格を持つ管理栄養士や熟練のスタイリストなど、各分野のプロフェッショナルと連携し、
一人ひとりに合わせた実践的なサポートを届けている。

 

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