「健康な毎日のためにサプリを買おう!」そう思ってドラッグストアに行くと、ビタミンやミネラル、乳酸菌や葉酸……なんて、多種多様なサプリがありますよね。
結局「どれを買えばいいかわからない」「一応買ってみたけど、あまり実感が得られない」なんてことになる人も少なくはありません。
今回は、薬剤師の視点から、サプリを選ぶポイントを紹介します。
サプリを選ぶ目的をはっきりさせる

「適当によさそうなサプリを買う」のではなく、自分がなんのためにサプリを選ぶのかをハッキリさせましょう。
・不足している栄養素を補いたい→ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれるサプリ
・体調管理をサポートしたい→青汁や酵素、プロテインなどのサプリ
・理想的な体型や健やかな肌を目指したい→カルニチンやビタミンなどのサプリ
・特定の栄養素の不足が気になる→鉄分や葉酸などのサプリ
このように、目的によって選ぶべきサプリが異なってくることを意識しましょう。
信頼できるかをチェック!
日本ではサプリは食品に分類されるため、医薬品のような厳しい審査を通っていません。
そのため、「どれを選べばいいかわからない」という場合は、知名度のあるメーカーや商品を選ぶのが無難。
また「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」と書かれているものも、信頼性が高いですよ。
サプリは継続が重要

サプリは「飲んですぐに体調が整う!」というものではありません。
飲み続けることで、内側からの健やかさを整えていく意識が大事です。
そのため、価格はもちろん、サプリの大きさや味、持ち運びのしやすさなど「無理なく毎日飲めるか」ということもチェックしてください。
また、3ヶ月程度は継続することを意識して選ぶようにしましょう。
1日で健康を確立することはできません。自分に合うサプリを見極めるためにも、上記を意識してくださいね。
<監修者プロフィール>

中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
【今日から腸活】
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