『今日から腸活』ディリーコラムvol.297 寝ても寝ても眠い…とれない眠気や疲れの原因は?

2026.03.18

  • X

「しっかり寝ているのに、朝から眠い」
「日中もぼんやりして、ついウトウト……」

このような眠気やだるさは、睡眠時間や睡眠の質だけではなく、腸内環境の乱れが原因かもしれません。この記事では、眠気やとれない疲れについて解説します。

腸と睡眠の質の関係

睡眠の質に関わる「メラトニン」や「セロトニン」というホルモンは、腸と深い関係を持っています。

とくに、セロトニンは約90%が腸内で作られているため、腸内環境が悪化するとセロトニンの材料がうまく作られません。

その結果、睡眠に導くメラトニンの分泌量も低下し、眠りが浅くなります。

腸とエネルギーの関係

腸内環境が悪化すると、食べ物の消化や吸収の効率がダウンします。つまり、エネルギー産出に必要な栄養素が不足しがちになるのです。

  • 寝ているのに回復しない
  • 常に疲れがとれない感覚がある

これは、腸内環境が原因で栄養不足に陥っているのかもしれません。とくに、食後に強い眠気が出るという場合は、腸に負担のかかる食事内容になっていないか見直しましょう。

腸と自律神経の関係

腸内環境が悪化すると、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなり、夜になってもからだが休息モードに入りにくくなります。

その結果「布団に入って寝ているつもりだけど、睡眠の質が悪くて回復していない」という状態に陥るのです。

眠気や疲れを解消するためには?

「なかなか眠れない」「眠りの質が浅い」となると、日中にたくさん運動して眠ろうとする人が多いですが、それは逆効果。睡眠の質が低いまま体力を使っても、疲れが蓄積するだけです。

眠気や疲れに悩んでいる人は、まず腸内環境の見直しから始めましょう。腸を整えることで、眠りの質や日中のエネルギー量が変わってくるはずです。

腸活を始めるなら、栄養バランスの見直しがとても大切です。しかし、完璧な食生活を送るのは難しく、かえってストレスになることも……。

そんなときは、毎日の食生活に取り入れやすい、サプリメントや健康食品を活用しましょう。腸活には、乳酸菌や酪酸菌、食物繊維などがバランスよく含まれたものがおすすめです。

腸内環境を意識した生活を、スタートしてみませんか?

<監修者プロフィール>

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

この記事に関連するキーワード

記事を探すページに戻る