夏は汗をかく機会が多く、自分が思っている以上に水分が失われていることも。水分不足のリスクと水分補給の方法を理解し、今年の夏を健康に乗り切りましょう。
水分不足のリスク

からだの水分が不足すると、体温調節や血液循環、老廃物の排出、消化や吸収などの働きが悪くなるといわれています。
とくに、夏に注意したいのが熱中症です。めまいや頭痛はよく知られている症状ですが、その他にもこむら返りや吐き気、虚脱感などがあらわれることがあります。
さらに重症化すると、意識がなくなったりけいれんが起きたりと、命に関わる状態に陥ることも。屋外での活動時はもちろん、屋内でもこまめに水分と塩分を補給しましょう。
また、慢性的な水分不足は血液の循環にも影響を与える可能性があるとされており、脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な疾患リスクとの関連も指摘されています。
日常レベルでは、便秘や肌の乾燥、集中力の低下なども水分不足が影響しやすい不調のひとつです。
水分不足は「喉が渇いてつらい」だけの問題ではありません。日頃から意識的な水分補給を心がけましょう。
水分補給のポイント

水分補給は「喉の渇きを感じたときに一気に飲む」のではなく「定期的に、こまめに飲む」ことが大切です。
- 起床後
- 入浴前後
- 外出前後
- 運動前後
- 寝る前
このように「必ず水分を摂るタイミング」を設定しておくといいでしょう。タイミングを決めることで、習慣化しやすくなりますよ。
集中している仕事中は水分補給がおろそかになりがちなので、目に入る場所に水分を置いておくことも重要です。
デスクワークの人は机の上、接客業の人はバックヤード的の入口などに置いておき、定期的に水分補給をしましょう。仕事中でも「会議の前後」「トイレの前後」のように水分補給のタイミングを決めておくのがおすすめです。
夏は熱中症や脱水のリスクが高まる季節です。日々の小さな習慣の積み重ねが、夏を健康に乗り切る力になります。
<監修者プロフィール>
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
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