『今日から腸活』ディリーコラムvol.184 食欲の秋!腸を労わる「食べすぎ対策」とは?

2025.10.10

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秋は美味しい食材が豊富で、まさに「食欲の秋」というのにふさわしい季節。

「おなかが重いけど、もうちょっとだけ!」なんて食べすぎてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか?

でも、そんな生活を続けていると体重が増えるだけではなく、からだに負担がかかります。重すぎる体重は、膝や腰を痛める原因になることも。食欲の秋を楽しみながら、からだも労わる方法をチェックしましょう。

 

秋に食べすぎるメカニズム

 

秋は日照時間が短くなるので、気分を安定させる「セロトニン」の分泌量が減るといわれています。

 

その結果、ストレスにより食欲が増してしまうことも。

 

さらに、涼しくなって基礎代謝が上がるため、からだが「エネルギーを蓄えよう!」と思うのも、食欲アップの理由のひとつです。

 

それに加えて、美味しい旬の食材が多いんです。だからこそ、食べすぎてしまうのも無理はありません。

食べすぎないテクニックは?


 

食欲に負けない秋にするために、今から使えるテクニックを紹介します。

 

・よく噛んで食べる:満腹中枢が働く20分ほどの間に、食べすぎないようにしましょう

・小皿に取り分ける:自分の食べた量を把握できると、食べすぎ防止に

・温野菜から食べる:温かくて食物繊維が豊富な温野菜から食べると、満腹感を得られやすい!

 

このようなテクニックを実践すれば、それほどストレスなく食べすぎを防ぐことができます。

翌日のリセット方法もチェック!

 

それでも食べすぎてしまった場合、翌日のケアが重要です。

 

・朝は無理せず、消化に優しいスープや果物を中心に

・運動でからだを動かし、代謝を促す

・水分をしっかり摂って、胃腸のケア

・乳酸菌で腸に栄養を与える

 

無理に食事を抜いたり、極端な食事制限をしたりするのは逆効果。ゆるやかにリセットすることを意識しましょう。

食欲の秋を健康的に楽しもう!

食べすぎなくても、食欲の秋を楽しむことは可能です。噛んだり取り分けたり温かいものを食べたり……そんな無理のないテクニックを使いながら、秋の味覚を満喫してくださいね。



 

<監修者プロフィール>

 

 

 

 

 

 

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

【今日から腸活】
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