いつもより食事量が減っていたり、朝から胃がどんより重かったりしませんか?
暑さと湿気が続く夏は、からだだけでなく胃腸も知らないうちにお疲れモードになりがちです。
食べなきゃと思っても、夏バテ気味の日は思うように箸が進まないこともあるでしょう。
この記事では、食欲がない日でも取り入れやすい、夏バテ中の食事ケアをご紹介します。
1.夏の食欲低下は夏バテのサインかも

暑さが続くと、食事を摂る気分になれなかったり、いつもより食べる量が減ったりすることもありますよね。
そんな食欲低下は、夏バテのサインかもしれません。
夏の暑さや湿気は、体温調節を担う自律神経に負担をかけやすいもの。
自律神経のバランスが崩れると胃腸の働きにも影響し、食べた物を消化しにくく感じることがあります。
汗とともに水分やミネラルが失われることも、だるさや疲れやすさにつながる一因です。冷たい飲み物や食べ物が続くと、胃腸が冷えて食欲が落ちる場合もあります。
無理にいつも通りの量を食べようとせず、食べやすいものを少しずつ取り入れながら、からだをいたわっていきましょう。
2.今日から始める「ゆるっと」食事リカバリー

食欲がないときは、完璧な食事を目指さなくて大丈夫。
食べられそうなものを、負担にならない量から取り入れることを意識してみましょう。
胃腸をいたわりながら、少しずつ夏のコンディションを立て直していくイメージです。
2-1. 朝は“ひと口ごはん”で胃をゆっくり起こす
朝食は、体内時計を整えて1日をスタートさせる大切なスイッチ。
朝に食べることで体温が上がり、からだが少しずつ活動モードに切り替わります。
食欲がない日は、無理にしっかり食べなくても大丈夫。
おかゆやバナナ、スープなど、胃にやさしいものをひと口から始めてみましょう。
朝からいろいろ準備するのが難しい日は、前の晩に用意して、朝は温めるだけにしておくという方法もあります。
余裕がある日は、ごはんやパンに卵、納豆、ヨーグルトなどを組み合わせて、食べられる範囲で栄養を足していきましょう。
2-2. 無理せず少しずつ。小分け食べでリカバリー
1回の食事で十分に食べられない日は、食べる回数を分けるのがおすすめです。
おにぎり半分やゆで卵、果物などを手軽に用意し、間食も活用しながら補給してみましょう。
少量でも、たんぱく質や炭水化物、水分・ミネラルを少しずつ重ねることで、エネルギー切れを防ぎやすくなります。
食べる間隔を空けすぎないことも、夏バテ中の栄養不足を防ぐポイントです。
自分のペースで食べられるタイミングを見つけてみてください。
2-3. 温かい汁物を添えて、からだを内側からほっと
暑い日は、冷たい麺やドリンクに手が伸びがち。
でも、冷たいものばかりではなく、温かい汁物をひとつ添えてみましょう。
みそ汁や野菜スープなら、胃腸を冷やさずに水分や塩分を補いやすいのがうれしいポイント。
具だくさんにすれば、野菜やたんぱく質も無理なくプラスできます。
飲み物も、キンキンに冷えたものだけでなく、常温のお茶や温かい飲み物を選ぶのがおすすめです。
からだを内側からほっとさせる温かい1杯で、食事の時間をやさしく整えていきましょう。
3.夏バテケアに、漢方薬という選択肢も

食事を工夫しても食欲のなさやだるさが続くときや、疲れすぎていていろいろなケアを試す余裕がないときは、漢方薬を取り入れるのもひとつの方法です。
食欲低下や疲れやすさだけでなく、胃もたれしやすい、冷えやほてりを感じるなど、からだ全体の状態をふまえて、夏バテによる不調の改善を目指す漢方薬を選びます。
夏バテケアには
「自律神経のバランスを整える」
「睡眠の質を上げ、心身の疲労を軽減する」
「胃腸の機能を回復する」
「体内の水分バランスを整える」などの作用をもつ漢方薬が用いられます。
<おすすめの漢方薬>
- 清暑益気湯(せいしょえっきとう)
胃腸の働きを高め、からだにこもった熱を冷ましながら潤いを補う漢方薬です。暑気あたりや夏バテによる全身の倦怠感や下痢、夏やせなどに用いられます。 - 補中益気湯(ほっちゅうえっきとう)
胃腸の働きを高めて、気力や体力を補う漢方薬です。普段から消化機能が弱く、虚弱体質の方の夏バテ対策におすすめです。
同じ夏バテのような悩みでも、合う漢方薬は人それぞれです。
自分に合うものを選ぶには、医師や薬剤師など、漢方に詳しい専門家に相談するのがベストな方法。
夏の不調を後回しにせず、早めに自分に合うケアを始めたい人には、オンラインで漢方薬のプロに相談できる「あんしん漢方」のようなサービスもあります。
思い立ったときにスマホひとつですぐ自宅から相談でき、提案、購入、配送まで完結します。
暑い夏場に外出しなくていいのも嬉しいポイントです。
4.夏バテに負けない、ゆるっと食事ケアを始めよう
夏バテで食欲がないときは、ひと口の朝食や小分けの補食、温かい汁物でゆるっと食事リカバリーをしてみましょう。食事だけでは整えにくいだるさや食欲不振には、体質に合った漢方薬を取り入れる方法もありますよ!
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10149&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=260729
