便秘が気になると、「水分が足りないのかも」と考える人は多いでしょう。しかし、便通に関係しているのは水分だけではありません。食事の量や内容、運動、トイレを我慢する習慣、ストレスなど、さまざまな習慣が関係します。水分補給を意識しても変化がない場合は、毎日の生活を今一度見直してみましょう。
01食物繊維や食事量が少ない

食物繊維が不足すると、便秘になる可能性が高まります。意外と不足しがちな栄養素なので、意識して摂りましょう。
食物繊維は、野菜のほか、穀類、豆類、きのこ、海藻、果物などにも含まれます。ただし、毎食の栄養バランスを完璧にしようとすると続けにくいので要注意。みそ汁にきのこや海藻を加える、白米を麦ごはんに替える、間食に果物を選ぶなど、取り入れやすい方法から始めましょう。
また、忙しさから朝食や昼食を抜いたり、パンや麺類だけで済ませたりするなど、食事の量そのものが減ると便のかさが少なくなり、便秘につながることも。
02運動不足や便意の我慢

長時間のデスクワークでからだを動かす機会が少ないことや、仕事中にトイレを我慢することもリズムが乱れる要因になります。朝は時間に余裕を持ち、朝食後にトイレへ座る習慣を作りましょう。
日中座りっぱなしになることが多い場合は、1時間に一度立ち上がる、昼休みに少し歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、小さな運動を積み重ねることも大切です。休日にまとめて運動するよりも、毎日の生活の中で少しでも続けられる方法を探してみてください。
03ストレスや服用中の薬が関係することも

環境の変化や緊張が続くことでからだのリズムが変わる人もいます。また、服用している薬の種類によっては、便秘が起こる場合があります。ただし「薬が原因かもしれない」と思っても、自己判断で服用を中止するのは厳禁です。必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
強い腹痛、嘔吐、血便、発熱、急な便通の変化がある場合や、生活習慣を見直しても便秘が長く続く場合は、別の病気が隠れている可能性もあります。「いつものこと」と放置せず、早めに医療機関を受診してくださいね。

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
