トイレの後、便を見ずに流していないでしょうか。
便の状態は、いつもと違う変化に気づくための手がかりになります。ただし、色や形だけで腸内環境や病気の有無を判断することはできません。まずは、自分の普段の状態を知っておきましょう。
今回は、毎日のお通じで確認したい点と、受診の目安を紹介します。
硬く小さな粒状の便は、便秘のときによくみられます。
また、見た目だけでなく、「強くいきまなかったか」「痛みがなかったか」「出し切れない感じが残らなかったか」といった感覚もおなかの状態を把握するヒントに。毎日排便があっても、硬い便や排便の困難が続いていれば、便秘の可能性があります。
一方、形がほとんどない、あるいは水のような状態が続く場合は、下痢として原因を確かめる必要があります。
ただし、食事や生活の変化で、一時的に便の状態が変わることもあります。あまり気に病まず、毎日の状態を確認する習慣をつけてくださいね。
硬さや形と、出すときの負担

硬く小さな粒状の便は、便秘のときによくみられます。
また、見た目だけでなく、「強くいきまなかったか」「痛みがなかったか」「出し切れない感じが残らなかったか」といった感覚もおなかの状態を把握するヒントに。毎日排便があっても、硬い便や排便の困難が続いていれば、便秘の可能性があります。
一方、形がほとんどない、あるいは水のような状態が続く場合は、下痢として原因を確かめる必要があります。
ただし、食事や生活の変化で、一時的に便の状態が変わることもあります。あまり気に病まず、毎日の状態を確認する習慣をつけてくださいね。
色の変化は食べ物や薬の影響かも

便は通常、茶色を中心に幅のある色をしています。しかし、食べたものや薬によって色が変わる可能性があることは覚えておきましょう。
たとえば、鉄剤を飲むと黒っぽくなる場合があります。
他にも、赤い血が付く、便の中に血が混じる、黒くタールのような便が出る場合は、消化管からの出血なども考えられるため、早めに医療機関へ相談してください。
黒い便や暗赤色の便が出たときは、当日中を目安に速やかに受診しましょう。大量の出血や強いめまいがある場合は、救急受診が必要です。
いつもと違う様子に不安を感じたら、自己判断しないようにしましょう。
こんなときは医療機関に相談を

- 便秘や下痢が続く
- 以前と排便の様子が大きく変わった
- 腹痛や意図しない体重減少がある
このような場合は、医師に相談しましょう。
便の観察は、変化に早く気づくための習慣です。排便のたびにチェックするくせをつけ、不安なときは記録をつけましょう。医師に相談するときに持参すると、情報を伝えやすくなります。
まずは、自分の普段のお通じを把握することが、おなかの調子や健康と上手に付き合う一歩になりますよ。
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がける毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
