「風邪も引いてないのに、おなかの調子が悪い」
こんな経験、誰にでもありますよね。この不調は、もしかしたら腸の冷えが原因かもしれません。
腸の冷えを放置すると消化機能や血流が悪化し、からだ全体の不調につながるリスクがアップ。
そうならないためにも、腸冷えを一早く見極めるセルフチェックリストを紹介します。
腸冷えのサイン
以下の項目に当てはまるものが多い場合、腸が冷えている可能性が高いと考えられます。
・便秘や下痢を繰り返すことが多い
・おなかを触るとひんやりしている
・朝起きても、なんだか疲れが取れていない
・食欲がない
・手足はあたたかいのに、内側の不調を感じる
・おなかが張っている
・おなかに違和感がある
上記の7つの項目に心当たりがある人は、腸冷え対策を始めましょう。
今すぐできる腸冷え対策
腸の冷えをやわらげるために、以下の対策がおすすめです。
・飲み物は温かいものを:腸を保護するためにも、せめて常温のものを飲みましょう
・外側から温める:腹巻やカイロでからだを温め、血流をサポートすることが大切
・軽い運動:からだを動かせば腸の働きも活性化し、冷えが改善するでしょう
とくに、腹巻やカイロは場所を選ばずに試せますよ。
腸を温める習慣で毎日を快適に
しっかりうがいや手洗いをしているのに体調が悪いという人は、もしかしたら腸の不調が原因かもしれません。
日常生活のなかで「できるかぎり腸を温める」ことを意識して、腸もからだも健やかな状態を維持しましょう!
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
【今日から腸活】
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