『今日から腸活』ディリーコラムvol.213 乾燥の季節も「肌のうるおいバリア」を保つ!スキンケアには科学的アプローチ

2025.11.20

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秋から冬にかけては、空気中の湿度が低下や寒暖差によって、肌のバリア機能が揺らぎやすい季節です。

「いつもと同じスキンケア」では、肌がピリピリと乾燥を感じてしまうことも。

今、スキンケア情報はSNSなどで容易に手に入る時代。

だからこそ自分に合うスキンケアを見つけるのが至難の業です。

そこで今回は、乾燥を防ぐ肌ケアのポイントを紹介します。

 

乾燥の正体は?バリア機能と水分保持の関係

 

肌が乾燥する原因は、水分不足だけではありません。

 

角質層のうるおい成分の不足や、摩擦による皮脂のバリア機能の低下が関係しています。

 

さらに、室内外の温度差やエアコンの使用による乾燥で、肌はますます刺激に反応しやすいデリケートな状態に。

 

バリア機能を取り戻すためには「肌に刺激を与えないこと」を意識するのが最優先です。

いい保湿=成分×塗り方×タイミング

 

肌にいい保湿をするためには、スキンケア製品の成分、塗り方、塗るタイミングに注目しましょう。

 

【成分】

水分を肌に保持させるグリセリンやヒアルロン酸、バリア機能を補うセラミド、水分を肌に閉じ込めるワセリンが入っているかチェック。自分の肌状態に合わせて、必要な成分を選びましょう。

 

【塗り方】

コットンで肌をゴシゴシ擦ると、摩擦によって大ダメージを受けます。肌が敏感なときは、手で押さえるように広げましょう。

 

【タイミング】

スキンケアは入浴後が勝負! 5分以内にケアをしましょう。

 

その他、熱いお湯を使わないことや、室内の湿度を50~60%に維持することも重要ですよ。

ここだけは押さえる乾燥対策チェックリスト

□熱いシャワーではなく、短時間で38~40℃のお湯を意識

□保湿力の高いスキンケア製品に変える

□入浴後5分以内に全身を保湿

□寝室だけでも、加湿器を稼働! 目標は湿度50~60%

□洗顔は擦らず、優しく泡立てる

 

肌への刺激を極力減らせば、肌荒れを防ぐことにもつながります。

 

「なんとなく」のスキンケアはやめ、科学的なアプローチで健やかな肌を目指しましょう!



 

<監修者プロフィール>

 

 

 

 

 

 

 

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

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