季節の変わり目、とくに秋の乾燥で咳が止まらない……。
そんな厄介な「コンコン咳」とサヨナラするために、すぐに試せる対策と内側からのケアをご紹介します。
秋の乾燥が引き起こす、気道と粘膜のSOSサイン

空気が乾燥すると、からだの防御システムである気道や粘膜が水分を失ってバリア機能が低下し、ホコリやウイルス、アレルゲンなどの刺激に過敏になってしまいます。
すると、ちょっとした刺激でも咳が出やすくなり、一度咳が出始めるとなかなか治まらない「長引く咳」となってしまうのです。
とくに夜間や朝方に咳き込むことが多い方は、乾燥による影響を強く受けている可能性があります。
今日からできる!乾燥咳を和らげる工夫

日々の生活で簡単に取り入れられる工夫が、咳対策には効果的です。
こまめな水分補給
一度に大量に飲むのではなく、常温の水や温かいお茶を少しずつ頻繁に飲み、粘膜の乾燥を防ぎましょう。
首元を温める
冷たい空気は気道を刺激します。外出時はマフラーやストールで首元を温め、室内でも薄手のネックウォーマーなどを活用しましょう。
お風呂で蒸気ケア
シャワーだけでなく、湯船にお湯を張ってバスルームに充満した蒸気を吸い込みましょう。簡単な“のどのエステ”で、気道の粘膜を効率よく潤せます。
就寝時は集中保湿
寝室に加湿器を置くほか、寝る前に濡れマスクや喉スプレーを使うと効果的。とくに就寝中は乾燥が進むため、このひと手間が大切です。
潤い食材を摂る
旬の梨やレンコン、山芋、白きくらげなど、粘り気のある食材は、漢方的に「潤い」を補うとされます。これらを意識的に食事に取り入れ、内側から体質を整えましょう。
「いつまで続くの…」の不安を解消!漢方薬で体質ごとケア

「この咳、いつまで続くんだろう……」そんな悩みに終止符を打つのが漢方薬です。
漢方では、咳をからだの潤い不足と考え、からだの内側から潤いを補い、乾燥で過敏になった気道を穏やかに整えることに焦点を当てます。
オンラインで漢方薬を試せる「あんしん漢方」は、専門家のアドバイスを受けながら、自分の体質に合うものを続けやすい価格で届けてもらえるサービス。漢方の知恵を取り入れることで、「咳を気にせず思いきり笑える、深呼吸できる」そんな本来の自分を取り戻しましょう。
のどを潤し、秋を快適に過ごそう
長引く咳は、からだが乾いているサインかもしれません。日々の保湿ケアに加え、内側からのケアを意識することで、つらい咳を軽減できます。
潤いを保ち、秋の澄んだ空気を気持ちよく感じられるように整えていきましょう。
<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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