11月22日は「いい夫婦の日」。
ただし、どんなに仲がいい夫婦でも、長く一緒にいるとお互いの生活リズムのズレが気になることがあります。
「プレゼントを贈る」「記念日を大切にする」「感謝の気持ちを伝える」など、いい夫婦でいる秘訣はたくさんあります。
今回は、そんな定番の方法にプラスして、薬剤師視点からいい夫婦でいるための秘訣を紹介します。
穏やかな夫婦は、心身のバランスも安定?

人間関係で「イラッ!」とする場合の多くは、相手の言動を受け止めきれない自分のコンディションにあるといわれています。
疲れがたまっていたり睡眠不足だったりすると、何気ない相手の言動にイライラしてしまう……なんて経験を持っている人も多いのでは?
実はこれは、心身のバランスが乱れているサインです。
リラックスできる時間を意識して作り、からだや心を安定させることで心の余裕が生まれ、夫婦でいい時間を過ごせる可能性が高くなります。
相手との時間を生み出す方法

夫婦で穏やかな関係を築くためには、相手との時間を共有することが重要。
だけど、お互いの仕事や趣味、子育てなどで、時間を共有することが難しいという夫婦も多いですよね。
そんなときには、食事のタイミングを合わせるのがおすすめ。
2人でからだにいいものを食べると、からだのリズムが整いからだや気持ちの安定につながります。
一緒に食べながら何気ない話をすることで、会話もしやすくなりますよね。
どうしても時間がズレるというご夫婦は、相手が食べているときに軽食を摂るだけでもおすすめですよ。
シンプルで簡単にできるメンタルケア

「ありがとう」や「お疲れさま」という言葉を相手に投げかけるだけで、お互いにセロトニンという幸せホルモンの分泌量が増えるといわれています。
これは、お金をかけなくてもできる、究極の手軽さを持ったメンタルケア。
一緒に長い時間を過ごす夫婦だからこそ、言葉でお互いのメンタルを労わりましょう。
ストレスが減ることで腸内環境が整い、健やかな状態を目指せます。
そんないい夫婦を目指して、いつまでも仲良く過ごしてくださいね。
<監修者プロフィール>

山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
【今日から腸活】
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