1200回の挑戦の末に生まれた、888回目の奇跡。新潟・小千谷の湧水と発酵研究が育む、日本酒の常識を超えた醸造哲学「N-888」。

2026.08.04

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1200回の試醸。その888回目に、理想の酒はあった——。
新潟県小千谷市に蔵を構える新潟銘醸が手がける「N-888」は、その名前に誕生の物語を刻んだ日本酒です。バナナ・洋ナシを思わせる重厚な香りと、イチゴ・ライチのような軽快な味わいが一本に共存する、添加物・香料を一切使わず発酵だけで表現されたこの酒は、白ワインを愛する層にも届く、日本酒の新しい地平を切り拓いてきました。
2026年、N-888は発売8周年を迎えます。令和8年8月8日——「8」が三つ重なる一度きりのこの日に、全国10会場での同時試飲販売会と、8周年記念限定酒「N-888 8th Anniversary Limited」の発売という特別な章が幕を開けます。その醸造哲学の根幹に触れるべく、杜氏・星野敦氏と研究室長・長井隆氏にお話を伺いました。

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N-888 8th Anniversary Special Report

888回目に辿り着いた醸造方法と、「三現主義」が支える研究の哲学

「最も苦労したのは、1200回に及ぶ試醸のひとつひとつについて、条件を再現性高くコントロールすることでした」と長井研究室長は振り返ります。

温度や仕込みのタイミングなど、わずかな変数のずれが結果を大きく左右する発酵の世界では、「なぜ良い結果が出たのか」を突き止め、再現できる形に落とし込む作業が何より重要です。長岡高専との共同研究を通じて微生物の挙動を科学的に解析しながら、醸造現場で培ってきた経験知とすり合わせる地道な積み重ねの末に辿り着いたのが、888回目の醸造方法——N-888の誕生でした。

長井氏が研究において最も大切にしているのは「三現主義」、すなわち「現場・現物・現実」です。データだけを見て判断するのではなく、実際に現場に足を運び、現物を自分の目で確かめ、ありのままの現実を把握する。日々状態が変化する発酵という対象を扱うからこそ、この姿勢が品質の根幹を支えています。

仕込配合と温度管理——発酵だけで「重厚な香り」と「軽快な味」を両立する技術

「N-888を醸造するうえでのポイントは二つあります」と杜氏・星野氏は語ります。

ひとつは仕込配合。新潟銘醸独自の原料配分によって発酵速度をコントロールし、軽快な味わいを生み出しています。もうひとつは温度管理。仕込んだ後に酵母へ適度なストレスを与える温度帯を維持することで、酵母の特性を最大限に引き出し、重厚な香りを表現します。

「毎年変化する原料や気候の中でも、狙った味わいに近づけていくことが、私たちにとって何より大切」——その言葉が示す通り、N-888の味わいはレシピではなく、年ごとの自然と対話しながら積み重ねられる判断の連続から生まれます。香りや甘辛の印象、酸のバランスという「蔵としての軸」をぶらさずに、商品ごとの個性を際立たせる。その精緻な探求の先に、バナナ・洋ナシの香りとイチゴ・ライチの味わいという、相反する魅力の共存が実現しています。

また、この酒の土台を支えるのが小千谷の軟水です。錦鯉の発祥地として名高いこの地の清らかな軟水は、ミネラル分が少なく発酵を穏やかに進める性質を持ち、酒に「やわらかさ」「澄み切った印象」「雑味のない伸び」をもたらします。「革新とは、小千谷の軟水が本来持つ可能性を最大限に引き出すこと」——この土地から与えられた水と環境を尊重しながら、その中で新しい表現を追い求める姿勢こそが、N-888における「地域性と革新の両立」です。

令和8年8月8日、全国10会場で同時に乾杯を。8周年記念限定酒が届ける、N-888の次の章

8周年記念酒「N-888 8th Anniversary Limited」は、N-888らしい重厚な香りと軽快な味わいという基本設計はそのままに、よりフルーティな香りとグレープフルーツを思わせるジューシーな酸味が爽やかに広がる、数量限定の特別な一本です。

「8周年という節目に、これまでとは少し違う驚きや楽しさを届けたかった」——そのビジョンのもと、よく冷やして夏の食卓でワイングラスに注ぐことが推奨されています。魚介料理や軽やかな前菜、洋食との相性も抜群で、日本酒の枠を超えた食卓の広がりを体験できます。

令和8年8月8日という「8」が三つ重なる一度きりの日の選定には、これまで支えてくださったすべての方への感謝と、次のステージへ踏み出す決意が込められています。全国10会場での同時開催は、各地のお客様とその日に同じ一杯を共有し、8周年の喜びをともに味わうための演出です。「次の8年も、日本酒の枠にとらわれない『こんなお酒があったら面白い』に挑戦してまいります」——その言葉が示す通り、N-888の物語はこれからも続いていきます。

【結び】

1200回の試醸が語るのは、妥協を知らない醸造家たちの意志です。

バナナと洋ナシの香りをグラスに漂わせながら、イチゴとライチを思わせる軽やかな余韻が口の中に広がるとき——それが発酵だけで生み出されたものだと知れば、一口の深みがまるで変わります。小千谷の清らかな軟水と、科学と現場が交差する研究の哲学が育てたこの酒は、日本酒を「難しいもの」と感じていた人をも、静かに、しかし確かに、その世界へと誘います。

令和8年8月8日、全国のどこかで、あなたもN-888と乾杯してみませんか。

■ブランド・イベント情報
ブランド名: N-888(新潟銘醸株式会社)
所在地: 新潟県小千谷市東栄1丁目8-39
商品名: N-888 8th Anniversary Limited(数量限定)
イベント: 令和8年8月8日(土)全国10会場同時試飲販売会(新潟県内7会場・東京都2会場・大阪府1会場)

この記事を書いた人

山田 花子

Cinderella Fit 編集部

美容メディア シンデレラフィット

「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。

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