薔薇のカクテルで始まる、宮廷への招待状。ラ・プロヴァンス料理長・井上泰佑氏が描く「Salon de Marie Antoinette」という、美と食が交わるヴェルサイユの秋。

2026.09.30

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テーブルに運ばれてきたグラスには、薔薇の色が宿っていた。
「王妃の薔薇 ~La Rose de la Reine~」と名付けられた乾杯のカクテルが、宮廷サロンへの入口となる——ホテル インターコンチネンタル 東京ベイのファインダイニング ラ・プロヴァンスが2026年9月7日(月)より提供中の期間限定シーズナルコース「Salon de Marie Antoinette」は、マリー・アントワネットが客人を招いた宮廷サロンの社交文化を、現代フレンチのコースとして再解釈した特別な食の旅です。
「食材が持つ味わいを最大限に引き出すこと」を信条に、繊細な火入れを得意とするラ・プロヴァンス料理長・井上泰佑氏が手がけたこのコースには、王妃が愛した菜園の苺、宮廷を彩ったパイ料理、そして王家に由来する純白の一皿——歴史のエピソードが、秋の食材とともに一品ずつ生き生きと蘇ります。

Exclusive Dining Experience
 

「ヴェルサイユの夜明け」から始まる物語。シグネチャーと宮廷のエピソードが交差する前菜の世界

このコースの扉を開くのは、ラ・プロヴァンスのシグネチャーメニュー「パレット・アート・オードブル」です。南仏の5つの味覚を一皿に描き、18世紀ヴェルサイユの夜明けを表現したこの一皿が、コース全体のテーマを視覚と味覚の両方で語ってくれます。

冷前菜「サーモンのミ・キュイとキャヴィア ~宮殿へのオマージュ~」では、宮殿の庭園を思わせるエディブルフラワーとともに贅沢にキャビアを添えた一皿が届きます。半生に火入れしたサーモンのなめらかさとキャビアの塩気、そして花々の彩りが重なる様は、まさにヴェルサイユ宮殿の庭園が食卓に降りてきたような美しさです。

温前菜の「帆立貝のアン・クルート ブイヤベースソース ~王家の証明~」は、フランス宮廷や貴族の食卓を長く彩ってきたパイ料理の伝統を受け継ぎ、帆立貝とブイヤベースの豊かな風味をサクサクのパイ生地が包み込んだ一品。生地を割った瞬間に立ち上る香りが、宮廷の食卓のドラマを静かに再現します。

純白の輝きと、陶酔のトリュフ。魚料理と肉料理に宿る、王妃へのオマージュ

魚料理「旬鮮魚のポシェ デュ・バリー風 ~純白の輝き~」は、宮廷で親しまれたカリフラワーを用いた「デュ・バリー風」のソース・ガルニチュールで仕上げた一皿です。王家に由来する純白のビジュアルが食卓に広がるこの一皿は、繊細な火入れを得意とする井上料理長の真骨頂。旬の鮮魚が最も美しい状態でポシェされ、カリフラワーの上品な甘みとともに口の中で静かに溶けていきます。

肉料理「信州信玄鶏とトリュフ香るムース ~アントワネット妃の陶酔~」は、マリー・アントワネットが愛したとされる鶏肉料理へのオマージュとして生まれた一皿です。信州を代表するブランド鶏・信玄鶏に、芳醇なトリュフの香りをまとわせたムースを組み合わせ、贅沢でありながら繊細なフランス宮廷の食の美意識を体現しています。トリュフの奥深い香りとムースのなめらかさが重なる余韻は、まさに「陶酔」という言葉がよく似合います。

菜園の苺と、アフタヌーンティーの夢。デザートでヴェルサイユの午後へ

プレデザートの「苺のグラニテ」には、マリー・アントワネットにまつわるエピソードが宿っています。田園での暮らしを愛した王妃が、プチ・トリアノンの菜園で自ら収穫した苺で客人をもてなしたとされるそのエピソードを、さっぱりとした苺のグラニテとして現代に召喚しました。宮廷料理の重厚さを一息リセットするこの一皿が、食事のクライマックスへと橋渡しをします。

コースを締めくくるデザートは、アフタヌーンティースタイルで提供される「王妃に捧げる季節のアフタヌーンティー」。社交の場としての宮廷サロンを象徴するティータイムの文化が、秋の季節感をまとったスイーツとともに食卓に広がる——コース最後のこの演出もまた、マリー・アントワネットへの深い敬意を静かに体現しています。

1日4組限定で用意される高貴な紫を基調とした特別装飾席は、王妃の世界観に包まれながら食事を楽しむ唯一無二の空間。記念日や大切な人との特別なひとときに、ぜひ候補に加えてください。

「食材へのこだわりはもちろん、皿の上でのバランス、味のバランス、色のバランス、食感のバランス——細部へのこだわりを大事にする」と語る井上料理長の哲学が、コース全体を通じて一皿ひと皿に静かに息づいています。

薔薇色のカクテルで宮廷サロンへと誘われ、歴史のエピソードが蘇る料理を一品ずつ味わい、苺のグラニテとアフタヌーンティーで夢のような午後を締めくくる——「Salon de Marie Antoinette」は、食事という体験を、まるごと18世紀ヴェルサイユへの旅に誘ってくれます。

2026年9月7日(月)より11月30日(月)まで。王妃が紡いだ宮廷サロンへ、ラ・プロヴァンスから旅立ってみませんか。

■ コース・店舗情報

コース名 Salon de Marie Antoinette
期間 2026年9月7日(月)〜11月30日(月)
店舗 ファインダイニング ラ・プロヴァンス(1F)
時間
ランチ 11:30〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:30〜22:00(コースL.O. 20:00)
料金
ランチ限定コース 9,350円 / 特別装飾席 10,780円
プレミアムコース 11,550円 / 特別装飾席 12,980円
(税込・サービス料別 / ※特別装飾席は1日4組限定)
ご予約・お問い合わせ 03-5404-2222(代表)
施設名 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
所在地 東京都港区海岸1丁目16番2号

この記事を書いた人

山田 花子

JSTAYS

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