「腸内環境は整っていたほうが良い」と知っていても、そもそも自分の腸内環境が良いのかどうか分からないという人は多いのではないでしょうか。そこで、この記事では腸内環境をセルフチェックする方法を解説します。
腸内環境は変わりやすい
腸内環境は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌といった腸内細菌によって左右されます。腸内細菌のバランスは日々の食事や生活習慣などによって変動しやすく、気づかないうちに悪玉菌が増えて腸内環境が乱れていることもあるでしょう。
腸内環境が乱れると、便秘や下痢、肌荒れ、だるさなどの不調につながります。からだ全体の健康に大きく関わっているため、毎日を健康的に過ごすには、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境のセルフチェック!
腸内環境を把握するには、便の状態をもとにセルフチェックしましょう。腸内環境が整っている場合の便は、バナナのような形状で柔らかく、ニオイがあまり気にならないのが特徴です。
一方、以下の状態であれば、腸内環境が乱れていると考えられます。
・便が硬く、いきまないと出ない
・色が焦げ茶や黒っぽい暗い色をしている
・嫌なニオイが強い
上記に当てはまる場合、悪玉菌の増加により腸の働きが弱まっている可能性があります。日々の便の状態を確認し、腸内環境の乱れのサインを見逃さないようにしましょう。
簡単に腸活を始める方法
腸内環境を整えるには、食事や運動などの生活習慣を見直して腸内の善玉菌を増やすことが大切です。しかし、忙しくて食事を工夫したり習慣的に運動をしたりするのは難しい方もいるでしょう。
簡単に腸活を始めるなら、サプリメントの利用がおすすめです。腸内環境を整えるために必要な善玉菌や食物繊維などが摂れるサプリメントを飲むだけのため、忙しい人でも続けやすいでしょう。
健やかな腸内環境を維持しよう
腸内環境は便の状態をもとにセルフチェックができます。毎日を健康的に過ごすには、腸内環境の悪化のサインを見逃さず、腸活で腸内環境を整えることが大切です。セルフチェックで腸の状態を把握し、健やかな腸内環境の維持を目指しましょう。
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。
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