旭川空港から車で約15分のところにある温浴複合リゾート「キトウシの森 きとろん」。
世界的な建築家、隈 研吾氏が手掛けた圧巻の建物内には、東川町の魅力に触れる工夫が満載です。ほのぼのとした田園風景や木のぬくもり・米のおいしさが堪能できます。
観光客が感激するのは、”10秒エステ”で注目を集めたCMでお馴染みのReFa(リファ)のシャワーヘッドや、ドライヤーが自由に使えること。その魅力を札幌在住の主婦ライターが家族と共に体感してきました。
きとろんの魅力
キトロンは、自然あふれる山の上にあります。ほかの温泉とは、一線を画す外観で期待が膨らみます。
中に入ると、木の香りと美術館のような空間が広がっており、外の壮大な景色と融合したモダンな世界が出迎えてくれます。
温泉は、角がないまろやかなお湯が心地よく、露天風呂やサウナの傍らには、リクライニングチェアやイスが設けられており、ゆったり自分のペースで楽しめます。露天風呂からは高台から見渡す景色や夕日が圧巻です。
こだわりのサウナは2種類あり、1つ目はオートロウリュができる一面ガラスの一室。絶景を眺められる一番上の席は格別です。2つ目は、東川町で育ったローズマリーの香りと共にセルフロウリュができる癒しの空間。自分の好みに合わせて利用でき、しっかり”整う”ので、リピート客が多いそうです。
サウナの前にある水飲み場は、蛇口が大きくてゴクゴク冷たい水が飲めます。また、大浴場のスペースが広すぎないので、子どもへの目が届きやすく、子連れの身としてはありがたかったです。
そして、一番驚いたのが”10秒エステ”でお馴染みの高級シャワーヘッド「リファファインバブル ピュア」がすべての洗い場で利用できること。
ミスト・ジェット・ピュアストレート・ストレートの4つの水流が楽しめ、贅沢に使えます。美肌の湯と、リファのファインバブルテクノロジーによるハリ・うるおい効果で肌が喜んでいるのを実感し、身も心も満たされました。
さらに、ラグジュアリー感を高めてくれるのが、ずらりと並ぶリファビューテック ドライヤースマート。軽量でスマートな見た目と反してパワーのある風圧で、お尻まである娘の長髪がいつもよりも早く乾きました。私の隣に座った30代くらいの女性がドライ後にボソッと呟いた一言。
「クオリティ高すぎ…」
思わず、私も心の中で激しく共感してしまいました。サロン帰りのような仕上がりで最後まで非日常を与えてくれる心遣いで満足感もたっぷり。
温泉から出ると、無料で使用できるマッサージチェアや嬉しい瓶飲料の自販機が。
木のぬくもり溢れるキッズスペースは、子どもたちに大人気。
疲れたら休めるベンチがあちらこちらに備えてあるので、お年寄りの方も安心です。もちろんエレベーターも完備していました。
食事も楽しみたいなら早い時間に
レストランは、閉店時間前に売り切れる人気ぶりで、出遅れた私たちは利用できず…。
食事も堪能したい方は、早めの時間に来てフロントでお得な「食浴セット」を頼むと良いそうです。(写真参照)
東川町のおいしいごはんがセルフでおかわりし放題なので、食べ盛りのお子さんがいる方も心強いですね。
レストラン内は、町並みが見渡せるトータルビューをワイドで楽しめる設計で、夜になると旭川の市街地がキラキラ輝きロマンチックな夜景が広がるそうです。
自然を感じる「きとろん」でラグジュアリー体験を
「きとろん」にいると、温泉やサウナ・レストランなど、どこから見ても美しい景色が目に入ってきます。今回が伺ったのは5月中旬で新緑や水田の景色が楽しめました。春は桜・秋は紅葉・冬は白銀世界が広がり、四季折々の魅力が堪能できるとのことです。
外に出ると馬がいたり、ゴーカートがあったりして、子どもたちとの思い出づくりもできます。
また、大人3~4名ほどで利用できる個室風呂には、特大サイズのヘッドでダイナミックな水流が浴びられる「リファファインバブル ダイア120」を新しく導入し始めたとのこと。
ぜひ、あなたもラグジュアリーで至福な体験をしに足を運んでみてはいかがでしょうか。