『今日から腸活』ディリーコラムvol.18 疲れがとれない…原因は腸？頑張らない疲労回復ケア

2025.02.13

「週の半ばってやる気が出ない」
「最近、なかなか疲れがとれない」

仕事も家事も趣味も忙しい現代女性は、このような悩みを抱える人が多いもの。その悩みを手軽に解消する方法を、薬剤師が解説します。

疲労回復のポイントは腸！

疲れを感じたとき、好きなものを食べたりよく眠ったりする人は多いですよね。それでも疲れがとれない場合、それは「腸」の不調が原因かもしれません。

腸は食べたものを消化するだけの器官ではありません。腸内細菌が睡眠に必要なメラトニンというホルモンや、疲労回復に必要なビタミン類を産出しています。

つまり、疲れをケアするためには腸内環境を整えることが重要なのです。

「なーんだ、それなら腸にいいヨーグルトとか発酵食品を摂れば、元気に暮らせるんだ！」「腸活ってよく聞くし、楽勝でしょ！」と思った人は要注意。確かに、腸活は腸内環境を改善する発酵食品や善玉菌を多く含むものを食べたり、便通改善のために腸を刺激する運動をしたりするだけです。

ただ、その継続は意外と難しい！飲み会や外食で栄養バランスに気を遣うのが難しかったり、「疲れたから今日は運動をサボろう」なんて日が気付けば数日続いていたり…。腸活に限らず、ダイエットや資格試験の勉強などでそんな経験をした人も多いのではないでしょうか。

「仕事でも趣味でもないのにストイックになるのは嫌だ！」という人には、飲むだけで腸活を継続できるサプリの活用がおすすめ。善玉菌や食物繊維など、腸活に必要な栄養素が配合されているので、どんなに疲れていても飲むだけで腸活ができます。

余裕がある日はちょっと運動をしたり食生活に気を遣ったりすれば、より腸活の効果を得られますよ。

「からだにいい生活を続けて疲れないようにしよう」「疲れたら〇〇と△△をやって、疲れを癒そう！」なんて気合を入れると、疲れをケアするために疲れてしまい本末転倒です。忙しい日々を過ごしているからこそ、手を抜けるところは抜いて、無理をしすぎない生活をしてくださいね。

＜監修者プロフィール＞

山形ゆかり（やまがたゆかり）

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。

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【長寿京丹後】