「すべての人をベストコンディションに。」ー
機能性や品質を化学的に追及した商品・サービスを数多く展開する総合腸活ブランド
「AuB(オーブ)株式会社」を皆さんご存じでしょうか。
近年注目が集まっているワードのひとつである「腸活」について、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が代表取締役を務めるAuB株式会社(以下:AuB)から登場した「ORAL GEL(オーラル・ジェル)」は、口内と腸内は密接に関係しているという「口腸相関」の考えをベースに、「おなかの菌を守る」をコンセプトにして開発された口腔ケアアイテムです。腸活や口腔ケアへの重要性やプロダクト・サービスに想いを注ぐAuBから、私たち消費者へ寄せる熱い思いをお聞きしました。
ーー:まず始めに、AuBの「すべての人をベストコンディションに。」というミッションについて、具体的な活動事例をお聞きしたいです。
上田様(以下敬称略):「ベストコンディション」の解釈ってきっと人それぞれ違うと思うのですが、けれどその中でも「共通点はなんなのか?」と考えたときに、『心身ともに元気な状態』だったり『毎日楽しく笑って過ごせる』こと、『美味しくご飯を食べられる』ことなどの気持ちになれる。これが共通する「ベストコンディション」なのではないか?と考えています。
また、フィジカルの観点から見て「ベストコンディション」を目指すときに重要な3本の軸として『1.腸内環境』『2.運動』そして今回メインとなってくる『3.口腔ケア』も合わせて重要だと考えています。
ーー:「ベストコンディション」とひと言にしても、とても多角的な観点からお考えなんですね。
上田:はい。腸内環境を整えるだけ」ではベストコンディションを得るには不十分であると考えています。
ーー: 充分な「ベストコンディション」を得るためには何が必要であるとお考えなんですか?
上田:昨年の11に入浴剤も発売しましたが、これは「お風呂に入ることでお腹を温めて菌を守ろう!」というコンセプトで、良質な睡眠を取っていただきたいという思いがあります。
そして1月15日には、発酵調味料セット「おなかのための発酵こうじ(塩こうじ・醤油こうじ)」を発売し、2月5日にはじゃばら果汁を100%使った「まるごとじゃばら」という花粉症対策としてもメディアで取り上げられている商品を発売し、食品分野への進出も取り組みを広げています。
食品や入浴剤など、随時研究成果をベースに開発が盛んに行われています。今後も運動や口腔ケア、睡眠などの様々な領域を多角的にサポートできるサービスや場所を提供していくことで、「すべての人を、ベストコンディションに。」することが出来ると考えています。
ーー:商品特長で「乳酸菌」が重要なキーワードだと受け取れました。近年、『腸活』の大切さに注目が集まっていますが、特に商品の含有成分の中で注目してもらいたい成分やその効果・効能などをお聞かせください。
荻原様(以下敬称略):「乳酸菌」はとても大切なキーワードですね。乳酸菌エキスの一種に「CIデキストラン(※1)」と口腔ケア領域で使用実績のある乳酸菌 (※2) などを配合した「良好な口腔内フローラ」をコンセプトにしています。
これらの成分が長時間の口の中のねばつきを防ぐことが出来ます。
プラーク(歯垢)はねばつきがあるだけでなく、口腔内に棲むプラーク(歯垢)菌たちが自分たちを守るために作り上げたバリアのようなものなので、虫歯菌の増殖に繋がってしまいます。ですが、これらの乳酸菌の力にはねばつきの原因を断ち切り、防ぐ効果があると期待されています。
※1:環化レウコノストック培養液(湿潤剤)
※2:乳酸桿菌溶解質(にゅうさんかんきんようかいしつ)(湿潤剤)
ーー:新発売のジェル歯磨き粉「ORAL GEL(オーラルジェル)」は、独自の腸活法である「aub gut care method」の中で「菌を守る」にあたると思いますが、商品のコンセプトやペルソナをお聞かせください。
荻原:aubは、独自の研究に基づいて作った科学的腸活メソッド「aub gut care method」があり、菌を「摂る」「育てる」「守る」と3つに分類しています。菌を「摂る」というのは分かりやすく、発酵食品やサプリメントで直接菌を摂取することです。
そして摂った菌だったり、元々お腹に住んでいる腸内細菌のエサになるような食物繊維やオリゴ糖を摂ることが菌を「育てる」にあたります。
これらは今までもサプリメントなどで提供してきましたが、11に発売した入浴剤や1月22日に発売した「ORAL GEL」で菌を「守る」が叶えられるようになりました。
ではどのようにして「守る」のか?ざっくり言うと、菌は腸の中で発酵しており、短鎖脂肪酸を作り出しています。冷えていると発酵が進まないのでしっかり「温めること」が菌を「守る」ことであり、とても重要なのです。
また菌を摂り、育てた「良い腸内環境」を邪魔させないように、歯周病菌・悪玉菌を腸に入れないようにすることも「腸活」であり、菌を「守る」ことでもあるのです。
起床後は一番口内に悪玉菌が増えています。なので朝一で歯を磨かず朝食を食べてしまうと悪玉菌も一緒に飲み込んでしまい、腸に到達してしまうのです。
そのような事態を防ぐ為にこういった背景を踏まえ、今回口腔ケア商品である歯みがき粉「ORAL GEL」を発売しました。
ーー:aub独自腸活法である「aub gut care method」の「菌を守る」にアプローチした「ORAL GEL」について深く理解が得られました。朝一の歯みがきはとても重要なんですね。
荻原:従来は、歯周病菌を飲み込んでしまったとしても「胃酸ですべて死滅するから大丈夫だろう」と考えられていましたが、近年の研究で「そんなことはない」という事が分かりました。特に悪玉菌は生命力が強いので腸に到達してしまうのです。
とはいえ、朝食前に歯を磨くと歯みがき粉の味で味覚が変化してしまい、食欲が湧かなくなってしまうことを懸念しました。味覚の変化を嫌悪し「歯を磨きたくない」と感じる方もいらっしゃると思います。
そこで「味覚を変化させない」為の工夫を施し、マイルドなミントとユーカリのフレーバーに辿り着きました。シンプルなフレーバーでお子様から大人まで幅広く使っていただけます。
ーー:朝一の歯みがきの重要性と、「ORAL GEL」に込めた工夫について深く知ることが出来ました。では腸内環境の改善が全身の健康に与える影響について、どのように考えていますか?
荻原:近年、腸内細菌研究の解析手法がとても発展しました。
多くの研究で健康な人とそうでない人の腸内細菌を比べたら菌が悪さをしていることが分かり、様々な疾病・疾患と、腸内環境は深く関わっているという事が明らかになってきたのです。
それらの理由から私たちAuBが注目したのは「口腸相関」というワードです。
腸には全身の免疫細胞の7~8割ほどが集ま詰まっています。腸活をすると免疫も上がりますが、すると口腔内にもそのフィードバックが来て、口の中でもウィルスや菌を抑えることが出来るようになるのです。
つまり腸活をすることで、口腔内の免疫力も上がるという「正の循環」が生まれます。
これらの点を踏まえて「口腔ケア」は「腸ケア」で、「腸ケア」は「口腔ケア」でもあるのです!
そういった観点でaub腸活サプリ「aub BASE」は現在、様々なクリニックでの取り扱いも拡がっています。
ーー:「口腸相関」という新たなワードが出ましたが、健康意識が高まる昨今、「腸活」に並ぶ新常識になる予感ですね!これからも様々な腸ケア商品を展開されるaubですが、今後はどのような新商品を開発する予定でしょうか?
上田:2025年も商品を発売する予定です。冒頭にお伝えした「おなかのための発酵こうじ(塩こうじ・醤油こうじ)」や「まるごとじゃばら」に次いで、食品に近い分野になる予定です。
腸を中心に置きつつコンディションに関わるような食品やプロダクトを考えていますが、使っていただきながら「堅苦しくなく、楽しく毎日取り組みやすい、続けやすい」というコンセプトで今後も展開する予定です。
中心軸は「家族」。
「みんなで一緒に、楽しく使える」というコンセプトは今後も続けていきたいですね。
ーー:「楽しく毎日取り入れやすい」というのは、堅苦しさもなく継続が苦手な方でも挑戦できそうで腸活が更に身近に感じられそうですね。
上田:そうですね。「腸活を始めたい!」と仰る方は、割と難しそうなイメージを持たれる方が多いです。「玄米や雑穀米、お味噌汁を揃えて…」と、ハードルが高いと考える方が多いです。
けれども「腸活」は意外と小さな工夫で、腸に良い食事を摂ることが出来ます。そこをさらに分かりやすくお伝え出来たらいいなと思っています。
ーー:引き続き『腸活』は現代人や様々な年代に注目され続けるワードかと思います。加えて『口腔ケア』に関する今後のトレンドについて、どのように予測していますか?
上田:2月7日に歯科医師など様々な専門分野の医師監修の下、aubブランドのひとつである医療機関専売商品やサービスを取り扱う新ブランド「aub for medical」を立ち上げましたがリニューアルされました。今回発売された「ORAL GEL」の開発に際し、アドバイスを下さった歯科医師の先生方とお話しをさせて頂きましたが、
2025年度には「国民皆歯科健診制度導入国民会歯科検診制度」の施行が検討されており、これは健康診断と同様の基準で導入されるのではないかと言われています。
発信や啓蒙活動を医師たちも行う中で、オーラルケアの重要性が高まっています。それにより、口腔ケアの需要喚起はさらに期待されているんです。
富士経済の調査で2030年のオーラルケア関連市場は2022年比の17.1%増になるという調査結果が出ていました。メディアでの口腔ケアの露出も増えているので期待は大きいです!
厚生労働省も「口腔ケアと全身健康の関係性」の研究成果を頻繁に発表しているという観点から、昨今の医療機関における「腸内細菌と様々な疾患のリスクやその関係性」は医師たちも関心を高めていっているんです。
ーー:2025年は「腸活」「口腸相関」「口腔ケア」などのキーワードは、ヘルスケアの領域でさらに関心が高まりそうですね!腸内細菌研究の第一人者である内藤裕二先生も、注目されているんですね。
上田:そうなんです!腸内細菌研究の第一人者である内藤裕二先生が理事長を務められているガットフレイル会議でもからも、aubの「aub gut care method」菌を「摂る」「育てる」「守る」は認証マークを取得するなど専門家らからも共感を得ています。
腸は全身健康の中心値になってくるのではないかと考えています。腸活には多くの可能性が秘められているんです!
ーー:最後に、ORAL GELを使用することで得られる具体的なメリットや消費者へ伝えたいメッセージをお聞かせください。
荻窪:私たちAuBは「すべての人を、ベストコンディションに。」というミッションを掲げています。ORAL GELは、歯磨き粉として、すべての人が日常的に行う習慣である歯磨きに焦点を当てています。私たちは、虫歯を防ぐことや痛みを避けるだけでなく、しっかりとした「口腔ケア」を通じて健康的な歯を保ち、美味しく食事を楽しむことが非常に重要だと考えています。虫歯を放置することは、生活全般に悪影響を及ぼし、勉強や仕事に集中できなくなる可能性があります。
そのため、私たちは「ヘルスケア」の観点から「口腔ケア」を重視し、誰もが取り組みやすい歯磨き粉としてORAL GELを開発しました。毎朝起きたらまず歯を磨くことを習慣にし、特に「口腸相関」を最も意識することで、歯磨きから「腸活」へとつなげていくことを提案します。ぜひ、日常生活に取り入れていただきたいと思います。
ー「『腸は健康の一丁目一番地』と言われています。」
今回のインタビューで最も印象に残った言葉だ。
どこかとっつきにくいイメージを持たれがちな「腸活」だが、本来はすぐにでも毎日の健康習慣に取り入れた方がいい「腸活」。その道の専門分野の先生方は必ず必要となってくる腸活を、いち早く習慣として行うことを強く勧めている。
今回は新発売された腸活歯みがき粉「ORAL GEL」についてのインタビューだったが、「腸と全身健康の関係性」や「様々な疾病リスクとの関連性」など、腸内環境の状態が身体にどれほどの影響を及ぼすのか詳しく知ることができた。
そして何より「手軽に楽しく毎日の生活に取り入れやすい商品」ということも、大きな魅力のひとつだろう。
長年培った研究成果をベースに開発されたプロダクトやサービスを今後も展開し続ける「総合腸活ブランドを運営するAuB株式会社」。
私たち消費者へ向ける誠実さやプロダクトに込める情熱を、真正面から感じることができた。
「すべての人を、ベストコンディションに。」
「腸活」に続き2025年は新たなヘルスケアとして、「口腸相関」や「口腔ケア」というワードに注目してAuBと共に健やかな毎日を過ごしていただきたい。
AuB株式会社 代表取締役 鈴木啓太氏