「腸活には玉ねぎ」という話を、一度は耳にしたことがあるかもしれません。実際、玉ねぎにはオリゴ糖や水溶性食物繊維が含まれており、「腸活食材」として紹介されることもあります。
ただし、腸活の全てを玉ねぎに頼るのは危険です。「腸活食材」として知られる玉ねぎのリスクをチェックしましょう。
玉ねぎで腸活は非効率
そもそも、いくら玉ねぎに腸にいい成分が含まれていても、1日数グラムで目に見えた変化が出るとは限りません。「じゃあ、たくさん食べればいいじゃん」と思っても、独特の辛みや刺激があるので、一度にたくさん食べるのは難しい食材です。とくに、生の玉ねぎは胃腸への刺激が強いため、食べ過ぎるとおなかを壊してしまうことも。
「じゃあ加熱して食べればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、玉ねぎに含まれるオリゴ糖は熱に弱く、加熱調理によって大部分が分解されるリスクがあります。つまり、頑張って玉ねぎを食べても、実際に摂取できる量が限られてしまうこともあるのです。
腸活は善玉菌だけじゃダメ
「腸活」といえば「とにかく食物繊維を摂ろう」「善玉菌を摂ろう!」と考える人が多いですが、それだけではダメなんです。腸のためには善玉菌だけではなく、善玉菌のエサとなる栄養素など、複合的にさまざまな成分を摂らなければなりません。
手軽に腸活を意識したいなら?
もちろん、健康のために玉ねぎを食べることはいいことです。ただし「腸にとって理想的な食事」をするには、玉ねぎだけに頼るのはおすすめできません。
腸活のトレンドとして注目されているのは、腸活を意識した成分を配合したとしたサプリメントです。「今日から腸活!」というサプリは乳酸菌や酪酸菌に加え、水溶性・不溶性・発酵性の3種の食物繊維、22種類の野菜パウダーをバランスよく配合。腸活を意識した成分設計を実現した健康食品です。
パウダータイプなら飲み物や食事にサッと混ぜて摂ることもでき、毎日手軽に続けられるのも大きなポイント。食事の栄養バランスに悩んでいる人は、一度試してみてもいいのではないでしょうか。
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<監修者プロフィール>
中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。