「腸活には納豆がいい」とよく聞くけれど、あの独特のにおいや粘り気がどうしても苦手……。
それでも、健康のためには取り入れたい。
そんなとき、「加熱すれば食べやすくなるのでは?」と思う方も多いでしょう。
納豆オムレツや納豆チャーハンなど、火を通す納豆のレシピを試してみたいと思う方もいるはずです。
でも、加熱した納豆でも栄養価は変わらないのでしょうか?
この記事では、加熱による栄養やにおいなどの変化についてご紹介します。
納豆を加熱しても主な栄養素は残る!
納豆は、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB群、ビタミンKなど、日本人に不足しがちな栄養素が豊富に含まれている発酵食品です。
加熱しても、これらの基本的な栄養素は大きく損なわれません。
とくに、たんぱく質やミネラル類は熱に強く、納豆オムレツや納豆チャーハンにしても、タンパク質やミネラルを取り入れやすいのです。
また、納豆菌は加熱にある程度の耐性があるため、一部の栄養は残るといわれています。
短時間の加熱やご飯の上にのせる程度では死滅しません。
加熱でにおい・粘りに変化!栄養は一部失われる
ただし、加熱によりにおいが強く感じられることがあり、納豆が苦手な人は逆に食べにくくなる場合も。
また、ナットウキナーゼという酵素は熱に弱い性質があり、70℃以上でそのはたらきが失われやすいとされているので、熱を通さない状態での摂取が勧められることも
ナットウキナーゼは腸活とは直接関係しませんが、納豆そのものの栄養価をできるだけ損なわないようにするには、生のまま食べる方が理想的です。
納豆が無理なら腸活サプリという選択肢も!
「やっぱりどうしても納豆は無理」という方には、サプリメントを取り入れるという方法もあります。
乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維など、腸活を意識して設計されたサプリメントも注目されています。
「今日から腸活!」のサプリメントは、カプセルタイプに加え、パウダータイプも展開。水やお茶、ヨーグルト、スープなどにサッと溶かしてちょい足しできます。
味をほとんど変えずに使えるので、毎日の食事に無理なくなじむのもポイントです。
腸活の第一歩は「無理なく続けられること」。
嫌いなものを頑張って食べるよりも、自分に合った方法で習慣化することが何より大切です。
苦手を克服するのも悪くないですが、より楽に取り組める工夫をするのも大事ですよ。
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<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。