ドラマをきっかけに、最近ちょっと話題になっている「薬膳」。
なんとなくだるい、食欲がない、めまいがち……。そんな夏のプチ不調には、やさしい薬膳がぴったりです。からだの中から元気を取り戻すヒントをご紹介します。
夏のプチ不調は、薬膳でやさしく整える
薬膳の基本は「季節に合った食材で整える」こと。夏におすすめなのは、からだの熱を冷ましたり、潤いを与えたりする食材です。
たとえば、トマトやきゅうり、スイカは体内にこもった熱を取り、からだをクールダウンしてくれます。とうもろこしや枝豆は余分な水分を排出し、むくみやだるさに◎。消化を促す作用もあるので、食欲が出ないときにも重宝します。また、黒ごまやクコの実は、めまい・ふらつきがちな人にもおすすめです。
火を使わず、冷やしすぎないサラダや和え物、スープなどで取り入れると、夏の不調ケアにぴったりです。
“自分に合う薬膳”を見つけたい人に、漢方薬という選択肢
「からだによさそうだけど、何をどう食べればいいかわからない」そんなとき、実は漢方薬が心強い味方になります。
薬膳と同じく、漢方薬も“体質と季節に合わせたケア”が得意。「あんしん漢方」のようなオンラインサービスを利用すれば、スマホで簡単に漢方の専門家に相談でき、あなたに合った処方を提案してくれます。お財布にもやさしいので、毎日の生活に無理なく取り入れられます。
薬膳と漢方薬のダブルのアプローチで、毎日をもっとアクティブに楽しめるようになる。そんな理想の自分を、ちょっとだけ想像してみませんか?
食べることは、自分を大切にすること
薬膳は、からだにやさしく、気持ちもゆるめてくれる“食べるセルフケア”。「最近ちょっと不調かも」と思ったら、まずは季節の食材をひとつ加えてみてください。丁寧に食べることは、自分をいたわること。のんびり夏を過ごす準備、はじめてみませんか?
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10054&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=250729