2025年6月23日、福岡の新たなランドマーク「MARK IS 福岡ももち」に、やまやの新業態「博多めんたいやまや食堂」が九州に初上陸しました。全国で4店舗目となる食堂業態で、福岡では初の出店となったこの新店舗。シンデレラフィット編集部フードライターが、その魅力を余すことなくお届けするため、やまや担当者さまに取材させていただきました。
1.店舗コンセプトについて
シンデレラフィット編集部(以下、編集部): 今回、九州に初出店で「定食スタイル」の食堂として刷新されたとのことですが、この業態変更に至った背景や、どのような「やまやらしさ」を表現したかったのか、詳しくお聞かせください。
やまや担当者さま: やまやの「食堂業態」としては全国で4店舗目となりますが、福岡では今回が初出店となります。今回の福岡ももちでの業態変更では、やまやが掲げる「Made in KYUSHU」、「九州の食文化を世界へ」というビジョンのもと、それをよりお客様に伝えやすい形に、という思いを込めております。これまでの食堂業態の店舗以上に、定食というシンプルなスタイルの中に、やまやのこだわりをギュッと詰め込みました。特に注目していただきたいのは、提供の際にまず一本物の明太子をお出しする点です。他の店舗にはない演出で、見た目のインパクトも強く、テーブルに届いた瞬間の驚きや喜びを感じていただけます。
若鶏のチキン南蛮定食の調理
編集部: 「九州の食文化を世界へ」というビジョンのもと、「Made in KYUSHU」を掲げられていますが、具体的にどのような点で「Made in KYUSHU」を感じられるお店になっているのでしょうか?
やまや担当者さま: 使用している食材はもちろんですが、料理の味付けやスタイルにも九州らしさを大切にし、「やまやの定食で、九州を感じる」体験を意識しています。
長崎産アジフライの調理
2. メニューとこだわりについて
編集部: 約15種類の魚や肉のおかずをご用意されているとのことですが、特におすすめのメニューとそのこだわり、開発秘話などがあれば教えてください。
やまや担当者さま: おすすめは「さばの塩焼きと若鶏の唐揚げ定食」です。一つのお膳で、魚と肉、両方の味を一度に楽しめる点が人気で、ボリュームもあり、満足度の高い定食となっています。塩焼きのさばは、脂が乗った旬のものを使用し、焼き加減にもこだわっています。唐揚げは店舗で毎日仕込んでおり、サクッとジューシーな仕上がりが自慢です。両方ともに白ご飯との相性が抜群で、箸が止まらないおいしさです。
編集部: 「特選ひきたて米を使用した炊きたてご飯、168時間熟成の明太子、からし高菜がおかわり自由」という点が非常に魅力的ですが、このサービスに込めた思いや、お客様にどのように楽しんでほしいかをお聞かせください。
やまや担当者さま: まずは「ご飯と明太子をおなか一杯食べて頂きたい」。そんなシンプルな幸せを何度でも感じていただきたくて、おかわり自由にしました。特にやまやの明太子は、168時間熟成。一本物でご提供しているのも、自信の表れです。「ひきたて米」も、「やまやの明太子をよりおいしく食べて頂くために」というコンセプトとなっております。やまやの明太子を炊き立てのご飯にのせて、まずは一口。そこからおかずと合わせて、九州の味を楽しんでいただきたいです。
さばの塩焼きとエビフライ定食の調理
編集部: 博多名物「胡麻さば定食」や「長崎産アジフライ定食」など、九州の味覚にこだわったラインナップですが、食材の仕入れや調理法において特に重視している点はありますか?
やまや担当者さま: 例えば「ごまさば」や「長崎産アジフライ」など、一部のメニューでは地元九州の食材を使い、仕入れ先や加工法にもこだわっています。ごまさばのタレ一つとっても、素材の味を引き立てるために調整を重ねました。地元の味を、お店で再現するという気持ちで調理しています。
3. お客様体験について
編集部: どのようなお客様に、どのようなシーンで利用していただきたいとお考えですか?また、フードライターとして特に注目してほしいポイントや、お客様に期待してほしいことは何でしょうか?
やまや担当者さま: まずは地元・福岡の皆さま、特にお子様連れのファミリー層に日常的に使っていただきたいと考えています。また、マークイズ福岡ももちは、PayPayドームやZepp Fukuokaにも近く、野球観戦やコンサートで訪れる国内外の観光客の方々にも、旅の思い出に“九州のおいしさ”を体験いただける場としてご利用いただければ嬉しいです。
4. 今後の展望について
編集部: 今後、「博多めんたいやまや食堂」として、どのような展開を考えていらっしゃいますか?
やまや担当者さま: まずはこの福岡ももち店をしっかり根づかせ、「やまやの食堂、いいよね」と言ってもらえるよう育てていきたいと思っています。そのうえで、九州を飛び出して、全国の皆様にもこの体験を届けていけたらと考えています。
編集部: 「やまや」ブランド全体として、食文化を通じて未来に貢献していく上で、特に力を入れていきたいことは何でしょうか?
やまや担当者さま: ただ定食を提供するだけではなく、生産者や地域との連携を深めながら、おいしさだけではない、その背景にある物語を届けていく。それが、やまやの目指す未来です。
鯛の胡麻和え定食
まとめ
「博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店」は、やまやが自信を持って提供する手作りのこだわりが詰まった料理の数々、そして、特選ひきたて米を使用した炊きたてご飯、168時間熟成の明太子、からし高菜がおかわり自由という、まさに「食通」にはたまらない至福のサービスが魅力。九州の“うまいもん”が凝縮された、まさに“ごちそう定食”の宝庫です。ぜひ足を運んで、その美味しさを体験してみてくださいね。
【店舗概要】
店名 :博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店
営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:00)
店休日 :不定(MARK IS 福岡ももちに準ずる)
席数 :64席
TEL :092-836-8000
所在地 :〒810-8639
福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2-1 MARK IS 福岡ももち 3F
アクセス:地下鉄空港線「唐人町駅」徒歩15分
【株式会社やまやコミュニケーションズ 会社概要】
社名 :株式会社やまやコミュニケーションズ
代表取締役社長:山本 正秀
本社所在地 :〒811-2418 福岡県糟屋郡篠栗町彩り台1番1号
事業内容 :辛子明太子製造販売・水産物及び一般食品加工製造販売・外食事業