『今日から腸活』ディリーコラムvol.137 私には合わない?腸活のデメリットとは

2025.08.05

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「腸活は、からだにいい」

これって、よく聞く言葉ですよね。

一方、流行に合わせて始めてみたものの、「効果が実感できない」「いまいちだった」なんて声もあります。

腸活にはいろいろなメリットがある一方で、方法や体質、生活習慣によっては合わないと感じる人もいるんです。

今日のコラムでは、そんな知られざる腸活のデメリットを紹介します。

 

食事の変化で、一時的に不調に

 

腸活では、発酵食品や食物繊維を多く摂ることが大切です。

 

一方、今までそういったものを食べていなかった人が急に食生活を変えると、おなかが張ったりガスが増えたりする原因に。

 

これは、腸内環境が変化する過程で起きる一時的なものだといわれていますが、不快感が続くと嫌になりますよね。

 

また、体質によっては「腸活にいい」といわれる食事が合わないこともあります。

 

たとえば、納豆やキムチなんかは好き嫌いが分かれる食材ですよね。



 

そういったものを「からだのために!」と無理して食べるのはおすすめしません。

生活習慣を変えてストレスに

腸活では、以下のことが求められます。

 

・規則正しい睡眠

・適度な運動

・バランスの取れた食生活

・ストレス管理

これって、よくいわれることですが……実際に続けるのって難しいですよね。

 

一度に全て改善しようとすると、プレッシャーになってしまうことも。

 

その結果、自分を追い込んでストレスとなり、心身に負担がかかることもあるんです。

「自分の腸活」を見つけて

腸活は、さまざまなメディアが注目しています。

 

テレビやSNS、雑誌でいろいろな情報を目にすることもあるでしょう。

 

ただし、大切なのは「全部取り入れること」ではなく「自分に合う方法を取り入れること」です。

 

腸活がストレスになって、体調を崩しては本末転倒。

 

自分の好きなペースで、楽しく腸活を続けてくださいね。



 

<監修者プロフィール>

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
Instagram:chokatsu_today

X:@chokatsu_today

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