「牛乳を飲むとおなかが痛い」
「ヨーグルトを食べた後は、毎回トイレに……」
こんな風に、体質的に乳製品が合わない人っていますよね。そんな「乳糖不耐性」の人にとって、腸活は難しいと思われがち。
だけど、心配する必要はありません。今日は乳糖不耐性の人でも、無理なく腸活を始めるためのヒントを、薬剤師が紹介します。
腸活=乳製品ではない
腸内環境を意識する方法として、有名なヨーグルト。
もっとも一般的な腸活食材なので、やっぱり腸活には乳製品が必須だと思ってしまうかもしれません。
でも、日本人の多くは年齢を重ねると乳糖の分解力が低下するため、乳製品と相性が悪い人も多いんです。
体調に合わない食品を無理に摂っても、かえって不調につながるだけ。だからこそ、自分に合う方法を見つけることが大切です。
乳製品を使わない腸活のアイディア
乳製品が苦手な人でも、日常の食事を工夫すれば、腸内環境を意識した生活を続けることはできると考えられています。
・発酵食品を取り入れる
・食物繊維を摂る
たとえば、納豆やキムチなどの発酵食品は、昔から健康維持に取り入れられている食材です。
その他にも、野菜や海藻、きのこのように食物繊維が豊富な食材を摂るのもおすすめ◎
「納豆と野菜を一緒に食べる」「ぬか漬けを使ったサラダ」のように、食材同士を組み合わせると可能性は無限大です。
サプリメントで手軽に取り入れることも
「乳糖不耐性の人でも、腸活を意識する方法はある」
でもそうなると、次に困るのは献立を作ること。毎日、しっかりとした献立を考えて、それに沿った食生活をするなんて、難しいですよね。
そんなときには、サプリメントの活用という方法があります。
乳糖を含まない製品なら、乳糖不耐性の人でも取り入れやすいかもしれません。
たとえば「今日から腸活!」は、日々の健康習慣を意識する人に選ばれているサプリメントのひとつ。
食事だけでは難しいと感じる人の生活に寄り添って、腸活を取り入れるきっかけになります。
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
Instagram:chokatsu_today