「長寿の町」として、国内外から注目を集める京丹後市。
そんな生活のなかに、今話題の「腸活」につながるヒントが散りばめられています。
どうすれば、私たちの生活にも長寿のヒントとなる腸活を取り入れられるのか?
連載の最終回となる今日は、それを紹介していきます。
昔ながらの和食がポイント?
京丹後市では、今でも日常的に豆類や根菜、海藻、ぬか漬けなどを取り入れた昔ながらの食文化が根付いています。
これらの献立には食物繊維や発酵食品を含むものが多く、日常的に腸の調子を整える栄養素を取り入れることができます。
また、習慣になっているからこそ「頑張って摂る!」というストレスにならないのかもしれませんね。
一部の研究では、上記の食材を日常的に摂っている人の町内には、特定の菌が多く見られる傾向があるとも報告されているんですよ。
ただし、食事の影響は個人差が大きいもの。自分に合うバランスを見つけることが大切です。
日常生活にちょっとした腸活
「京丹後市のような食生活は準備が大変」
「うちの地域は野菜が高いから、毎日続けるのはちょっと……」
そんな風に思う人もいますよね。
それなら、できる範囲でちょっとした腸活を始めてみませんか?
・朝食に納豆を食べる
・野菜を今までより少しだけ増やす
・毎日10分だけでも歩く時間を増やす
・オフィスでは1階下でエレベーターを下りて、階段を使う
こうした「小さな腸活」の積み重ねが、健康的な毎日を支えるきっかけづくりになります。
習慣化をサポートするなら
「でも、つい忘れてしまう」
「今日だけはいいかってサボっちゃう」
そんな人には、腸活を意識した食生活の一環として、もっと手軽に取り入れられるものを試してみるのも、ひとつの方法です。
たとえば「今日から腸活!」は、日常の腸活習慣を意識したい人に向けたサプリメントとして親しまれています。
生活スタイルに合わせて、試してみるのもいいのではないでしょうか?
<監修者プロフィール>
中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
Instagram:chokatsu_today