「腸活って、腸を元気にする活動なんだから、食生活を整えればOK?」
こんな考えは、ちょっと甘いかもしれません。
腸の働きは、食事だけではなく日々の生活リズムやストレスの有無とも深く関係しています。
食事だけではない腸活におすすめの生活習慣も意識してみましょう。
1. 朝=排便というリズムを作る
毎朝、起きてから決まった時間にトイレに行く習慣をつけましょう。
それだけでも、腸に「動くタイミング」を教えることにつながります。
・朝、起きたらコップ1杯の水を飲む
・軽くからだを動かす
・カーテンを開けるついでにストレッチ
こんな風に、腸のスイッチを入れるアクションを心がけましょう。
2. 睡眠の質を意識して!
腸内環境を整えるためには、自律神経のバランスを整えることが重要。
たとえば、睡眠不足や不規則な生活は、自律神経のバランスを崩し、腸の働きも低下させてしまいます。
「最近よく眠れない」「寝ても寝ても眠い」
こんな人は、寝る1時間前のスマホやテレビを控えましょう。
寝具を変えたり、アロマを試したりするのもおすすめです。
3. ストレスをためない
ストレスを感じると、おなかがぎゅる……そんな経験はありませんか?
腸は感情に敏感な器官なので、ストレスがたまると腸内環境も悪化します。
現代人には難しいことですが、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
腸活は分かった!じゃあNG習慣は?
ここまで読んで、腸活の基礎が分かった人は、さらなるレベルアップを目指しましょう。
明日は、腸活を意識している人でもやってしまいがちなNG習慣を紹介します。
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
Instagram:chokatsu_today