「腸活をしても、効果が感じられない」
それ、もしかしたら腸活以外の習慣が原因なのかもしれません。
腸を元気にするために頑張っていても、日常のふとした習慣が腸活の邪魔をすることも。
では、どんな習慣が腸に悪影響なのか……セルフチェックしてみましょう。
チェック1:朝ごはんを食べない
「朝は時間がなくて食べない」という人も多いのではないでしょうか?
でも、朝食は腸を働かせるスイッチです。食べない日が続くことで腸が怠けてしまい、便秘やおなかの張りにつながることも……。
とにかく「食べない」のはやめましょう。
バナナやヨーグルトみたいに、簡単なものでもいいです。まずは「朝食を摂る」ことを意識してくださいね。
チェック2:トイレを我慢しがち
「外のトイレは汚くて嫌」
「並ぶのが面倒」
「会議が多くてトイレに行けない」
「今、ちょっと動画に夢中で……」
こんな理由でトイレを我慢する人は要注意。
せっかく便意があっても我慢してしまうと、排便のリズムが崩れてしまいます。
「なるほど、出さなくていいんだ!」と腸が誤解して、次第に「トイレに行きたい」という気持ちにならなくなることも。
もちろん、仕事などで難しいときもあるとは思いますが、なるべく自然なリズムでトイレに行くようにしましょう。
チェック3:水分不足
意外と多いのが、水分不足。水やお茶を飲む量が少ないと、便が硬くなってスムーズな排泄ができないことも。
夏はもちろん、空気が乾燥している時期も、水分不足に陥る人は多いんです。
こまめな水分補給を意識しましょう。「疲れたら一口」「トイレに行く前に一口」なんて、ちょっとした習慣を作るのがポイント。
小さなことから腸活をスタート!
腸活のNG習慣は、特別なことではありません。
普段から健康に気を遣っている人も、やりがちなことが多いんです。
こんな風に、小さな積み重ねで左右されるのが腸活。
では、そんなデリケートな腸活を続けるためにはどうすればいいのでしょうか?
明日は、忙しい人にもおすすめの「ゆる腸活」を紹介します。
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
Instagram:chokatsu_today