「歳を重ねることは、新たな挑戦の始まり」——『Age-Well Festival 2025』イベントレビュー

2025.09.24

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2025年9月6日・7日、東京・二子玉川ライズで「Age-Well Festival 2025」が開催されました。

当イベントのテーマは、「超高齢社会をポジティブに」。

会場にはシニア世代から学生、家族連れ、外国人まで幅広い来場者が集まり、ステージではフラメンコや歌謡ショーなどが披露され、ブースではさまざまな体験ブースが設けられました。

年齢を重ねても、“まだまだ楽しめる”と感じさせる場の熱気を、シンデレラフィット編集部が取材してきました。

 

若手スタッフが支える『誰もが参加できるフェスティバル』

会場に着くとまず驚いたのは、参加者の層の幅広さ。

シニア世代はもちろん、学生や家族連れ、外国人観光客まで入り混じり、まるで“世代を超えた縁日”のような雰囲気でした。

また、イベントは若手スタッフが運営し、多くのボランティアスタッフも集まっており、「Age-Well Festival」は多くの方々の心を動かすパワーを秘めているのだと実感しました。

南野陽子さんも登場!歓声に包まれたステージ

ステージでは、フラメンコや歌謡ショー、ダンスなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、観客席には自然と手拍子が広がっていた様子が今も印象に残っています。

南野陽子さんも登場するなど、見どころ盛りだくさん。イベント開始から終了まで、ステージを楽しむ方々の歓声が鳴り止むことはありませんでした。

SoftBankブースで出会った「一輪の花」がもたらす笑顔

ステージでは、フラメンコや歌謡ショー、ダンスなど多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、観客席には自然と手拍子が広がっていた様子が今も印象に残っています。

南野陽子さんも登場するなど、見どころ盛りだくさん。イベント開始から終了まで、ステージを楽しむ方々の歓声が鳴り止むことはありませんでした。

SoftBankブースで出会った「一輪の花」がもたらす笑顔

まず目に止まったのは、アンケートに答えた方々にお花をプレゼントしてくれるSoftBank株式会社様のブース。

色とりどりの花に惹かれてブースへ足をそ運んだ方々の中には、お孫さんと一緒に「どの花がいいかな?」と笑顔で会話をしているご夫妻もいらっしゃいました。

筆者もアンケートに回答してお花をいただいたのですが、お家に鮮やかなお花が一輪飾られているだけで、心がパッと明るくなるのを実感できて嬉しかったです。

納豆そのものの旨味!発酵スナック『ナットウジャーキー』

続いて目に止まったのは、株式会社Shonan Soy Studio様によるオイルフリーの低温乾燥で仕上げた新感覚の納豆スナック『ナットウジャーキー』。

味わいは納豆そのものであり、良質な醤油を使っているのが伝わる奥深い味わい。

木桶醤油やペッパーガーリック、麻辣、梅しそなどさまざまなフレーバーが用意されており、つい食べ比べたくなる楽しさも。

保存料不使用で腸活にも役立ちそうで、健康的なおやつとしてもぴったり。発酵食品の新しい楽しみ方に出会えるブースでした。

遺言を“未来へのギフト”に変える「AIユイゴン」

続いて印象的だったのが、税理士法人レガシィ様の「AIユイゴン」。

AIとの会話を通じて遺言草案を作成できるデジタル遺言アプリで、遺言を“終わりの準備”ではなく“未来へのギフト”へと捉え直すことを目指しています。

来場者には、対話形式で想いを言葉にしていける仕組みや、音声入力・自動保存といった機能が紹介されていました。

なお、法的効力をもたせるためには専門家の確認が別途必要との説明もあり、安心感を持って利用できそうなサービスです。
 

赤木円香さんが語る「挑戦と発見を楽しむ社会」

今回のフェスティバルを主催したのは、 株式会社AgeWellJapan様。

代表の赤木円香さんは、自身の祖母の言葉をきっかけに「高齢社会をもっとポジティブにしたい」との思いで2020年に会社を立ち上げました。

「誰もが年齢を重ねるからこそ、挑戦と発見を楽しめる社会をつくりたい」と語る赤木さんからは、たしかな真剣さと温かさが伝わってきました。

二日間で約16,000人が訪れた、このフェスティバル。そこにあったのは「高齢=衰え」という固定観念を覆す景色でした。

”年をとることをポジティブに捉える”新たな世界観を

美容や健康、食やテクノロジーを通じて、誰もが自分の可能性を再発見できる場所。それは単なる展示会やショーではなく、「人生を楽しむことを学び直す場」と言えるのかもしれません。

イベントを後にするとき、ふと感じたのは「歳を重ねることは、挑戦の終わりではなく始まりだ」ということ。

Age-Well Festival は、そのメッセージを体験を通して教えてくれる貴重な時間でした。来年もまた、新しい発見を求めて足を運びたくなる、そんな特別なフェスティバルでした。

株式会社AgeWellJapan

「Age-Wellな人生の相棒になる。」をビジョンに掲げ、シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」(https://motto-mate.com/lpsenior/)、多世代コミュニティスペース「モットバ!」、Age-Wellな生き方をデザインする研究所「Age-Well Design Lab」を運営。そのほか、各サービスのシニア会員データやLabのナレッジを活用し、企業や自治体向けに人材育成事業、アライアンス事業も展開。日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社 23年に飛躍する企業」、Forbes JAPAN「2025年版、世界を変える次世代インパクトスタートアップ30社」に選出。

ホームページ:https://agewelljapan.co.jp/

この記事を書いた人

山田 花子

みかみ

健康・美容オタクのWebライター。ライティングの他、SNS運用代行やインサイドセールス、人事コンサルも幅広く手掛けている。人の想いやビジョンをエモく伝えるインタビュー&ライティングが得意。無類の猫好きであり、猫専門メディア「ねこナビ」では猫コラムを更新中。

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