「しっかり噛んで食べなさい」とよく言われますが、実はこれ、ダイエット中にとても有効な方法なんです。
早食いの人は肥満度が高いというデータもあり、食べ方と体型には密接な関係があることがわかっています。(※1)つまり、よく噛む習慣は自然なダイエットに効果的だということ。
この記事では、“よく噛むこと”がもたらすうれしいメリットについてご紹介します。
“よく噛む”で得られるうれしいメリットとは?
しっかり噛んで食事をすることにはどんな効果があるのか、詳しくみていきましょう。
エネルギー消費アップで太りにくいからだに
同じ食事を摂った場合、ゆっくりとよく噛んで食べた方が、食後のエネルギー消費量はなんと2倍に!(※2)つまり、よく噛むことで消化吸収に多くのエネルギーが使われ、太りにくくなると考えられるんです。
血糖値のコントロール&スムーズな消化吸収
よく噛むことで血糖値をコントロールするホルモンが分泌されやすくなり、食後の急激な血糖値上昇を抑えられます。血糖値の急上昇は脂肪の蓄積につながりやすいため、これを抑えることは痩せ体質を目指す上で重要です。
さらに、よく噛むと唾液(アミラーゼ)の分泌が増えて、消化吸収もスムーズになります。
満腹感アップで食べ過ぎ防止
ゆっくり食べることは、食事中に脳の満腹中枢が「もうおなかいっぱい」とサインを出してくれるので、食べ過ぎ防止にも役立ちます。自然と食事量を抑えられるため、食欲を我慢せずに済みますよ。
よく噛む+漢方薬で痩せ体質をサポート
よく噛むだけでなく、もっと根本から痩せ体質を目指したいなら、漢方薬もおすすめです。漢方薬は、一人ひとりの体質や悩みに合わせて選ぶことで、代謝を上げたり、脂肪の燃焼を促進したりする効果が期待できます。例えば、「あんしん漢方」というオンラインサービスでは、ダイエットの悩みに特化した漢方薬をプロが提案。続けやすい価格で提供しています。
食事を意識しよく噛んで、さらに漢方薬で体質を整えていけば、理想の自分に一歩ずつ近づいていけるはずです。
まずは一口30回から始めてみよう
食事のときは、一口ごとに30回噛むことを意識してみましょう。柔らかいものより、しっかり噛める硬い食材を選ぶのも有効です。噛むことで食事時間が自然と長くなり、満腹感を得やすくなります。噛む習慣は「食べすぎない」「太りにくい」体質づくりの第一歩。自分のペースで無理なく続けていきましょう。
参考サイト
(※1)みんなの食育「ゆっくり食べる」農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics4_02.html
(※2)東工大ニュース「長時間咀嚼すると食後のエネルギー消費が増える」旧・東京工業大学
https://www.titech.ac.jp/news/2015/031199
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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