『今日から腸活』ディリーコラムvol.182 涼しくなったら「秋バテ」に注意。理由と対処法を薬剤師が解説

2025.10.08

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「やっと涼しくなってきたのに、からだがだるいし、食欲がなくて、やる気も出ない」

こんな症状を感じている人は、もしかしたら秋バテかもしれません。

「バテる」といえば夏バテが有名ですが、夏の疲れを残したままだと、過ごしやすいはずの秋にバテてしまうことも。

秋バテの原因と、すぐにできるセルフケアを薬剤師が解説します。

 

秋バテの主な原因

 

「絶好の行楽日和なのに、出かける元気がない」

 

この原因として、以下の要因が考えられます。

 

・冷房によるからだの冷え

・冷たい飲食物を習慣的に摂っている

・睡眠リズムが乱れている

・朝晩の冷え込みや寒暖差にからだが適応できていない

 

これらの要因は自律神経のバランスを崩し、だるさや胃腸のトラブル、気分の落ち込みを引き起こします。

 

つまり、秋バテの原因は「自律神経の不調」です。

今すぐできるセルフケア

 

秋バテを防ぐためには、秋の気候に合わせた生活習慣が大切です。

 

・温かい飲み物でからだを温める

・そろそろ薄着をやめて、上着を1枚羽織る

・夜更かしを避けて、規則正しい生活をする

・秋が旬のさつまいもやきのこを食べて、栄養補給!

 

このように、ちょっとした工夫が秋特有の「アウトドアにいい気候なのに、出かけられない!」という不調を改善してくれるでしょう。

秋バテは季節の落とし穴

夏の疲れが癒えないうちに寒暖差が襲ってくる秋は、意外と不調に陥る人が多い時期です。

 

「最近、どうにも元気が出ない」と感じたら、まずは生活リズムや食事内容を見直してください。

 

そうすれば、秋を楽しく過ごせますよ。




 

<監修者プロフィール>

 

 

 

 

 

 

 

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

【今日から腸活】
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