『日本ワインの銘醸地』から世界へ。50歳からの挑戦が紡ぐ、ヨネファーム東御の物語

2026.06.29

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長野県東御市。千曲川を見下ろす緩やかな斜面に、そのヴィンヤードは広がっています。自社農園「ヨネファーム東御」を運営する株式会社ザ・グレイナリー代表、米倉利典氏。
大手通信会社で25年というキャリアを積み上げた彼が、50歳を機に飛び込んだのは、未経験のワイン造りの世界でした。今回、シンデレラフィット編集部では、米倉氏がなぜこの地を選び、どのような哲学でワインと向き合っているのか、その軌跡を紐解きます。

50歳からの挑戦:人生をワインに捧げる、米倉氏の情熱

第二の人生を、土とブドウと共に。長野県東御市でワイン造りに人生を懸ける米倉氏に、転身のきっかけとワインへのこだわりを伺いました。

1. セカンドキャリアの決断:50歳からの挑戦

編集部: 25年という長いキャリアを積み上げた通信会社を離れ、なぜワインの世界へ飛び込もうと思われたのでしょうか。

米倉氏: 会社員時代、私は大のワイン好きでした。ワイン会などで友人と世界各国の銘醸ワインを楽しんできました。しかし、震災やリーマンショックといった時代背景の中で、会社人生も安泰ではない、いつ突然人生が終わるかわからない、との思いが徐々に強くなっていきました。
「このまま定年を迎えてもいいけれど、人生の最後に後悔しないために、大好きなワインを仕事にできないか」。そう考えたのが2015年、50歳目前のときでした。ワイン造りを模索しながら、まずは神楽坂でワインバーを開業、その後、北海道や山形など選択肢はありましたが、長野県東御市という土地の持つポテンシャルに魅せられ、千曲川ワインアカデミーへの入学を決意しました。

2. 千曲川ワインバレーの可能性

編集部: なぜ、数ある産地の中で東御市だったのでしょうか。

米倉氏: 東御市は標高500m~1,000mに市街地があり、自然環境や天候に恵まれた、果樹栽培の最適地です。南向き斜面で日当たりが良く、日照時間が長く、降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きい、ワイン用ブドウの栽培に非常に適した土地なのです。
この地で、私はこれから20年、30年と続くワイン造りを見据えています。今の努力は、10年後のワインに必ず反映されると信じています。

3. 「品種の個性×東御の風土」をボトルのなかに

編集部: ヨネファーム東御ならではのこだわりを教えてください。

米倉氏: 15種類の欧州系品種を栽培しているのが一つの特徴です。シャルドネやピノ・ノワールの他、シラーやヴィオニエなども植えました。それぞれの品種が、東御の気候でどのような個性を発揮するのか。その可能性を一つひとつ追求しています。
ブドウ栽培においては、リュット・レゾネ農法(減農薬農法)や徹底した選果。醸造においては、ブドウや搾汁した液体に負荷をかけない造りを心がけています。そうして生まれたワインは、少しずつ国内への流通を拡大しつつ、今や徐々に海外からも注目されるようになっています。
日本のワインには、日本食と寄り添う独特の優しさがあります。2025年には、自信を持ってお届けできる素晴らしいヴィンテージができました。このヨネファーム東御の個性を、ぜひ多くの方に体験していただきたいですね。

編集部後記
米倉氏の言葉一つひとつには、50歳から人生を切り拓いた者だけが持つ、力強い信念が宿っていました。ワインは「生産者を映す鏡」。米倉氏が丹精込めて育むブドウは、東御の空と大地を凝縮し、今日もどこかで誰かの食卓を華やかに彩っています。

ヨネファーム東御のワインを楽しみたい方へ

米倉氏の情熱が詰まったワインは、各公式サイトにて詳細をご覧いただけます。ぜひ、日本のテロワールが生み出す至高の一杯を手に取ってみてください。

ワイン専門オンラインストア「トロワジエーム ワインズ」

ヨネファーム東御|ワインショップfun~長野ワインとオタク達のワイン~

この記事を書いた人

山田 花子

Cinderella Fit 編集部

美容メディア シンデレラフィット

「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。

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