藤井美樹WeeklyコラムVol.50 いい決断は、いいコンディションから生まれる

2026.09.24

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こんにちは。
株式会社STAGE・株式会社Cport代表の藤井美樹です。

前回は、「余白を設計することで、余裕が生まれる」という話を書きました。

余裕が生まれると、仕事の質が変わります。

でも、それ以上に変わるのは、人との向き合い方なのかもしれません。

正しいことを伝えているのに

疲れている日ほど、子どもに対して強く言い過ぎてしまうことがあります。

言っていること自体は間違っていないのです。
でも、そのときの私は、「早く終わらせたい」「これ以上やり取りを続けたくない」という気持ちの方が強くなっています。

本当は、子どもの気持ちをもう少し聞いてあげたい。
もう少し違う伝え方ができたかもしれない。

そう思うのは、決まって後から冷静になったときです。

正しいことを伝えるだけでは、人は変わりません。

子どもには、まだその言葉を受け止められるだけの経験や理解が足りないこともあります。
大人同士でも、正論で相手を言い負かしたとしても、その先の信頼関係まで築けるとは限りません。

大切なのは、自分が正しいことを証明することではなく、相手にとって本当に伝わる関わり方を選ぶことなのだと思います。

余裕があると、見えるものが変わる

反対に、自分の心と身体に余裕があるときは、不思議と違う関わり方ができます。

「もう少し時間をかけて話を聞いてみよう。」
「相手のペースに合わせて考えてみよう。」

そんなふうに、お互いにとってより良い結論を探そうと思えるのです。

経営をしていても、それは同じです。
仕事の判断では感情を切り離せる場面もありますが、人間関係が絡む問題は違います。

疲れていると視野が狭くなり、「どうすれば良いか」よりも、「どう終わらせるか」を考えてしまうことがあります。

だから私は、大切なことほど、まず自分のコンディションを整えるように意識しています。

良い判断は、相手を見る余裕から生まれる

私たちは、人生を変えるような大きな決断だけで生きているわけではありません。

日々の会話。相手への一言。少し立ち止まるか、そのまま言い返すか。
そんな小さな選択の積み重ねが、人間関係や仕事、人生を少しずつ形づくっていきます。

整えるということは、自分だけが正しい答えを出すことではありません。
相手の立場や状況にも目を向けながら、お互いにとってより良い着地点を探せる自分でいること。

そのために必要なのは、知識や経験だけではなく、自分自身のコンディションなのだと思います。
PROFILE
Miki Fujii / Representative Director
藤井 美樹
株式会社STAGE・Cport代表

藤井 美樹

“装い・内面・健康を整える”を軸に、複数のブランドを展開。装いの自己実現を支援する《オーダースーツサロン|Visionné》
脳と心を整える《ドライヘッドスパサロン|Salon by Papillons et nature》
美容と健康を支える《オーガニックセレクトショップ|Papillons et nature》
働く人たちが、日々のパフォーマンスや判断力、人との関係性をよりよくするために、「整えること」からライフスタイルを見直す支援を行っている。自身の経験を活かし、講演・執筆活動を通してキャリア設計やセルフマネジメントをテーマに発信。国家資格を持つ管理栄養士や熟練のスタイリストなど、各分野のプロフェッショナルと連携し、一人ひとりに合わせた実践的なサポートを届けている。

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