「布団に入っても、眠るまで時間がかかる」
「夜中に何度も目が覚める」
こんな状況だと、なかなか疲れもとれませんよね。
そんな悩みを抱える人におすすめなのが、腸のコンディションの見直しです。
運動しても眠れない、寝具を変えても眠れないという人向けに、睡眠と腸の関係を紹介します。
睡眠は腸に影響を受ける?

腸内環境が整うと、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が作られやすくなるといわれています。
便通が悪いとイライラするのは、これも原因のひとつなんですよ。
そして、このセロトニンが非常に大切です。
実は、朝に作られたセロトニンは、夜になると睡眠ホルモンの「メラトニン」へと変化し、自然な眠りを促します。
つまり、腸内環境が乱れているとセロトニンが作られず、メラトニンの量も減り……結果的に、眠りが浅くなるんです。
夜の食事と習慣が鍵!

 
眠れない人は、日中に必死に運動しがち。
もちろん、ぐったりするほど疲れれば眠れるでしょう。
ただ、慢性的な寝不足には夜の食事と習慣の見直しが必要です。
・就寝直前のカフェインやアルコールは避ける
・夜は消化に時間がかかる揚げ物を控える
・就寝の2~3時間前には夕食を終える
こうした生活を意識するだけでも、腸への負担が減り眠りの質が高まりやすくなります。
もちろん、飲み会があればアルコールを避けられないこともあるでしょう。
だからこそ、できる日だけでも意識してみましょう。
快眠のための腸活とは

「明日こそはぐっすり寝たい!」という人のために、明日から始められる簡単な腸活を紹介します。
・朝食に納豆を食べて、腸のリズムを整える
・軽い運動やぬるめのお湯への入浴で、自律神経を整える
こうした習慣を続けることで、腸のコンディションが整い眠りやすくなりますよ。
 
<監修者プロフィール>

中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
【今日から腸活】
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