【取材】専門家の知見に応える。サプリ起業から「MTメタトロン」が追求する妥協なき美への挑戦

2026.03.27

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2026.03.10 取材・文:Cinderella Fit 編集部
美容クリニックやエステサロンなど、肌のプロフェッショナルたちが持つ高度な知見や厳しい選定基準。そのハードルを越え、多くの信頼を寄せられているのがスキンケアブランド「MTメタトロン」です。
代表取締役・板橋理恵さまが歩んだ波瀾万丈なキャリアと、ブランドが守り抜く「実感を伴う品質」の核心に迫ります。

INTERVIEWER 美容メディア シンデレラフィット 編集長 高部直哉

1. 【起業の原動力】「ないなら、作る」サプリメントから始まった機能性への執念

編集部: 1990年代後半、まだ「サプリメント」という言葉すら一般的でない時代にハワイのサプリメント専門店を買収されて起業されています。なぜそこから、ハードルの高い「美容機関専売」の化粧品開発へ舵を切ったのでしょうか?
板橋理恵さま(以下、板橋): 20代の頃、職を転々とし「自分に何ができるのか」と迷走の日々を過ごしていました。その迷いを断ち切るため「自立し、社会貢献する」という誓いを立て、1998年にハワイでサプリメント通販事業をスタートさせたのが原点です。 当時はちょうど『日経ヘルス』さんが創刊された時期で、エビデンスに基づいた栄養素への関心が高まっていました。米国流の「セルフメディケーション」の概念を日本に広めたい一心で情報発信を続け、事業を軌道に乗せることができたんです。
編集部: その成功が、化粧品開発に繋がったのですね。
板橋さま: はい。当時、ドクターズコスメの先駆けとして輸入化粧品を取り扱おうと思いましたが、価格交渉や安定供給の面で大きな壁にぶつかりました。「納得できる機能性があり、かつお客様に誠実な価格で届けられるものがないなら、自分たちで作るしかない」と一念発起し、自らラボを設けたのが最大の決め手です。

2. 【実感品質の核心】テクスチャーより「追求」。他社が真似できない独自の設計思想

編集部: 「MTメタトロン」が、多くのプロの基準に耐えうる「こだわり」はどこにありますか?
板橋さま: 一言で言えば「実感がすべて」という考え方です。香りや使い心地(テクスチャー)の良さも大切ですが、私たちはそこをゴールにしません。
自社ラボでの処方設計 企画を外注せず、成分の組み合わせから設計まで自社で緻密にコントロールします。
陳腐化させない設計 流行を追うのではなく、皮膚生理学に基づき、10年後も「必要」と言われる独自の配合理論を追求しています。
専門家によるカウンセリング 専売品とすることで、プロの知見を通じ、お客様一人ひとりの肌状態に合わせた最適な提案を可能にしています。
「お肌が整えば、心も上向く」。この「皮脳同根(ひのうどうこん)」の思想があるからこそ、厳しい目を持つプロにも選ばれる品質が維持できているのだと自負しています。

3. 【未来への展望】6,500件の導入実績を経て。ライフステージに寄り添うパートナーへ

編集部: 国内6,500件以上のクリニック・サロンに導入されています。今後の展望をお聞かせください。
板橋さま: おかげさまで、美容専門家の方々から高い評価をいただき、第三者機関のリサーチでも「実感できるブランド」として認めていただけるようになりました。今後は、エイジングケア(※年齢に応じたお手入れ)にとどまらず、より繊細な肌悩みを抱える方やフェムケアを必要とされる方へのサポートにも力を入れたいと考えています。どのような状態のときでも、再び笑顔を取り戻すお手伝いができれば、これ以上の喜びはありません。
編集部: 最後に、キャリアに悩む読者へメッセージをお願いします。
板橋さま: 私の30代での起業は、決して順風満帆ではありませんでした。でも、困難を乗り越えようとする意志があれば、人生はいつからでも「スタートできます」。困難は成長への筋トレだと思っています。お客様のライフステージに合わせ、一生寄り添い続けられる、まるで「お守り」のようなブランドへと進化させていきたいですね。

【編集後記】

「納得できなければ自ら作る」と語る板橋さまの言葉には、20代の迷走を乗り越えたからこその重みがありました。プロに選ばれ続けるMTメタトロン。その一滴には、女性の人生を輝かせたいという執念に近い情熱が宿っています。

この記事を書いた人

山田 花子

Cinderella Fit 編集部

美容メディア シンデレラフィット

「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。

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