日本女子大学生フェムケア普及チーム「Be free.」 産学連携の輪を広げフェムケアの理解を広める活動を加速

2024.10.23

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 日本女子大学(東京都⽂京区、学長:篠原聡子)のJWU※社会連携科目から派生した本学公認の学生有志チーム「Be free.(ビーフリー)」は、フェムケアの啓発活動を通じて女性がより自由に活躍できる社会の実現を目指すプロジェクトを展開しています。今年度で2年目を迎える本プロジェクトでは、株式会社 明治(以下、明治)とシキボウ株式会社(以下、シキボウ)に加え、新たにイオンモール株式会社(以下、イオンモール)に協働パートナーとして参加いただき、活動の幅をさらに広げていきます。

 今年度の「Be free.」の活動として、10月26日(土)~27日(日)に行われる、フェムケア・フェムテックをテーマとしたイオンモール主催のイベント「オモイアイフェス-あなたとわたしのフェムケア-」に参加します。また、明治のフェムケア啓発プラットフォーム「Femlink Lab.」でのコンテンツ制作にも参加します。

 Z世代の視点から、生理をはじめとする女性特有の身体の悩みと向き合い、人々がより自分らしく生き生きと輝けることを目指し、学内外へ向けて積極的に情報発信を加速していきます。

 ※日本女子大学(Japan Women’s University)の略称

「Be free.」×明治×シキボウ×イオンモールの今後の取り組み

・「オモイアイフェス-あなたとわたしのフェムケア-」

 

日時:2024年10月26日(土)〜27日(日) 

10:00〜17:00

場所:イオンレイクタウン kaze 1F 時の広場(埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2)

 

 イオンモールが主催するフェムケア・フェムテックイベント「オモイアイフェス-あなたとわたしのフェムケア-」に、本学の「Be free.」が協働パートナーとして参加します。本イベントは、フェムケア・フェムテックを通じて、女性だけではなく、男性も含めたさまざまな方々に“まずは知ってもらい、そして互いを想いやるためのキッカケとなること”を目指すイベントです。

 学生たちがイベントコンセプトの考案から関わり、明治などによる生理情報の発信や乳がんの触診体験などができる「セルフチェック&ケアコーナー」や、シキボウが吸水ショーツの選び方を説明するブースなどを展開します。

 

 

・明治「Femlink Lab.(フェムリンクラボ)」

 

 みんなが、もっと自分らしく、豊かな時間を過ごせるように、社会全体で女性の健康課題について考え・理解を深めていくことを目的とした啓発プラットフォーム「Femlink Lab.」のコンテンツ制作に本学の「Be free.」が参加予定です。学生たちならではの目線で考える女性の健康課題解決につながる情報発信を企業との協働で行います。

記事公開:2025年2月頃を予定

「Femlink Lab.」:https://www.meiji.co.jp/learned/femlink-lab

日本女子大学生有志チーム「Be free.」について

2023年の『社会連携を学ぶ』授業の様子

 「Be free.」は、日本女子大学生有志による同世代へのフェムケア・フェムテックの普及促進を目指す活動チームで、2023年6月に発足しました。家政学部食物学科を主体とし、1年生から4年生までの全学年25名が参加しています。

 明治の広報部メンバーが外部ゲストとして参加した2021年度、2022年度のJWU社会連携科目「社会連携を学ぶB」での授業において、社会課題の解決を目指す新たな食育活動として「大学生にとっての食を通じたケア」を明治に提案したことがチーム発足のきっかけとなりました。

2023年度の取り組み

「食」と「衣」の企業と学生の連携によるZ世代に向けた新たなライフスタイル提案

 本協働プロジェクト発足にあたり、明治から女性のカラダを手軽においしく、食で応援するブランド「明治 フェムニケアフード」の開発・マーケティングを担当する乳幼児・フェムニケアマーケティング部が活動に参加。さらに、JWU社会連携科目を担当し、今回の活動を指導する日本女子大学非常勤講師の田井中慎先生を通じ、女性社員によるフェムテック・プロジェクトチーム「Méchi(ミチ)」を立ち上げている繊維メーカーのシキボウも参加しました。

 
 
 

 何度もワークショップを重ね、「食」と「衣」の2社と学生の交流を通じて、製品・サービスの規格や機能などに縛られず、学生たちの自由な目線で、「女性たちで、自分の身体と心の健康と豊かな生活を作り上げるための新たなライフスタイル」としてフェムケア・フェムテックを生活に取り入れていくことを提案してきました。

 

 昨年度は東京ビッグサイトで行われた展示会「Femtech Tokyo」で、3者共同展示を行い、学生たちがイメージするフェムケアを実践するライフスタイルの提案を行いました。さらに、日本女子大学内の大学生協に明治、シキボウと一緒に考案した「フェムケア・フェムテック販売コーナー」を設置し、2か月間の販売実証実験を行い、Z世代に対する情報発信の実践や今後のマーケティング戦略立案を行うための販売データ分析を行いました。

 

2年目を迎える2024年度は、明治とシキボウに加え、新たにイオンモールに協働パートナーとして参加いただき、産学連携の協定に基づき活動の幅をさらに広げていきます。

日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、⽂理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。

2023年に「国際⽂化学部」を開設し、今年度は「建築デザイン学部」を開設しました。2025年にも「食科学部」の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、

https://www.jwu.ac.jp をご覧ください。

※ 本稿は2024年10月22日にPRTIMESにて公開された記事、日本女子大学生フェムケア普及チーム「Be free.」 産学連携の輪を広げフェムケアの理解を広める活動を加速を再編したものです。

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