腸活として「腸にいい納豆を毎日食べている!」という人も多いのではないでしょうか。ただし、納豆を食べすぎると納豆菌が過剰に増えて体調を崩してしまうケースも。楽しく腸活を続けるために、1日に食べる納豆の適正量を紹介します。
腸活に納豆がいい理由
大豆を発酵させて作る納豆は、タンパク質と鉄分、食物繊維が豊富に含まれています。発酵されているため大豆よりも消化吸収の効率がよく、からだに必要な栄養素を効率よく摂取できるでしょう。
腸活には、納豆に含まれる「納豆菌」「ナットウキナーゼ」という成分が効果的。腸内の悪玉菌を減らして腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を防いだりする効果が期待できます。
納豆の適正量
ただし、納豆の食べすぎには注意が必要。体内で納豆菌が過剰に増殖すると、腹痛や吐き気といった体調不良の症状があらわれることがあります。1日あたりの納豆摂取量は70~75ミリグラムが目安です。食べるのは1日1~2パックくらいにしてくださいね。
納豆以外のおすすめ腸活
「納豆1~2パックだけじゃ、腸活の効果を感じられない!」という人には、納豆以外の腸活もおすすめ。腸のマッサージをしたり、ヨーグルトなどの乳製品を食べたりすれば、より腸活の効果を感じられるでしょう。
飲むだけで効果が期待できる「腸活サプリ」の服用もおすすめです。善玉菌や食物繊維が含まれているため、食生活の見直しにプラスして服用することで、腸活の効果がアップします。
腸活は食事から!毎日続けよう!
腸活は、普段の食生活を見直して腸内環境を整えることが大切です。暴飲暴食をしないように気を付けて、毎日の食生活に気を配り、健康的な生活を送ってくださいね。
<監修者プロフィール>
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。