「納豆を食べると便通が改善する」「おなかの調子に違和感があるときは納豆を食べる」のように、普段から腸活のために納豆を食べている人も多いのではないでしょうか。納豆菌やナットウキナーゼ、良質なタンパク質も含まれるため健康にいいといわれる納豆ですが、実は食べすぎは禁物です。
1日あたりの納豆の適正量や食べ過ぎた場合のリスク、納豆に食べ飽きても腸活を続けたいときにおすすめの食材、お手軽な腸活方法を紹介します。これからも腸活を続けたい人は参考にしてくださいね。
1日に食べていい納豆の量は?
腸活のために納豆を食べる場合、1日あたり1~2パックにしましょう。毎日2パック食べると少し多いので、基本的には1日1パック。どうしても食べたいときに2パック食べるのがおすすめです。
納豆に含まれる納豆菌が過剰に増えると、腸内の納豆菌が増えすぎて腹痛や吐き気を催すリスクがあります。イソフラボンの摂りすぎも、婦人科系疾患の原因になることも。
このように、からだにいい納豆でも、食べすぎるとリスクがあるので適正量を守ってくださいね。
納豆以外のおすすめ腸活食材
「1パックの納豆じゃ、腸活の効果が実感できない」「もっとしっかり腸活をしたい」という人は、納豆だけではなくヨーグルトやチーズ、根菜といった食材を摂るのもおすすめです。
乳酸菌や善玉菌が多く含まれる乳製品を摂って腸内環境を整えたり、食物繊維が豊富な根菜を多く食べて腸内の酪酸菌を増やしたりすることが、腸活のコツです。栄養バランスを考えながら献立に取り入れましょう。
もっと手軽な腸活方法は?
手軽に腸活を継続するためには、「腸活サプリ」の服用がおすすめです。善玉菌や食物繊維が含まれているため腸活の効果が実感できますし、飲み会や外食が続く日々でも飲むだけで腸活を継続できますよ。忙しい人の最高の味方です。
正しい方法で安全な腸活を!
納豆に限らず、「からだにいい」とされている食材やサプリメントも、1日あたりの適正量を超えると思わぬリスクが出ることがあります。自分の体調や体質も考慮しながら、安全な腸活を続けてくださいね。
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。
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