ダークチョコレートの意外なパワー!食べて叶える健康習慣のススメ

2025.03.14

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「甘いものがやめられない!」そんな悩みを抱えていませんか? とくに仕事や家事で疲れたとき、つい手が伸びるお菓子。でも、砂糖たっぷりのスイーツばかりでは健康も気になりますよね。そんなあなたにおすすめなのが、"ダークチョコレート"。じつは、ただの大人向けのビターなお菓子ではなく、健康と美容にうれしい効果がたくさんあるんです。この記事では、ダークチョコレートの知られざるパワーと、賢い食べ方をご紹介します!

 

ダークチョコレートとは?

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じつは、ダークチョコレートと呼ばれるチョコレートにはっきりした定義はなく、一般的にはカカオマスの含有量が高く、ミルクや砂糖の量が少ないチョコレートを指します。カカオ70%以上がダークチョコレートとされる場合が多く、苦味とコクが特徴です。甘さ控えめだからこそ、カカオ本来の風味と栄養素をしっかり摂取できるのが魅力です。

ダークチョコレートの意外なパワー

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リラックス効果や疲労回復効果があることを知っている人は多いかもしれませんが、じつはそれだけではありません。ダークチョコレートには、心とからだの健康をサポートする驚くべき効能が隠されているのです。

老化を食い止める

ダークチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには強い抗酸化作用があります。これが体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぎます。結果として、シミやシワの予防、さらには心血管疾患のリスク低下にも効果的です。

お通じを改善する

ダークチョコレートは食物繊維も豊富です。とくに不溶性食物繊維が腸内環境を整え、便通をスムーズにしてくれます。便秘がちな方にとって、間食として取り入れることで自然なお通じ改善が期待できます。

2型糖尿病のリスクを下げる

カカオに含まれるフラバノールという成分が、インスリン感受性を改善し、血糖値のコントロールに役立つことがわかっています。インスリン感受性とは、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンの効き具合のこと。これにより、2型糖尿病のリスクを低下させる可能性があります。(※1)

認知機能を高める

ダークチョコレートは脳細胞の活性化をすすめ、認知機能を向上させる効果があるとされています。継続的に摂ることで集中力や記憶力アップにも役立つため、仕事や勉強の効率を上げるおやつとしても優秀です。

ダークチョコレートの理想的な食べ方

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健康効果が期待できるダークチョコレートですが、多く摂りすぎては身体の負担になる場合もあります。1日の摂取量は20〜30gが目安。一般的な板チョコが50gほどなので、板チョコ半分の量を目標にするといいでしょう。また、食前や食間に少しずつ食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、満足感を得やすくなります。普段のおやつにダークチョコレートという選択肢をくわえるだけで、健康的な間食習慣に近づけます。

美容と健康には漢方薬もおすすめ

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強い抗酸化作用や豊富な食物繊維によって、美容や健康に役立つダークチョコレートですが、健康的な生活をさらにサポートしたいなら漢方薬もおすすめです。体質に合わせた漢方薬を取り入れることで、今あるお悩みの解消だけでなく、からだを本来あるべき状態に導く手助けができます。

 

肌の老化対策には、「肌の新陳代謝をよくする」「水分の循環をよくして肌に潤いを与える」「血流をよくして肌に栄養をいきわたらせる」「ホルモンバランスの乱れを整える」などの働きを持つ生薬を含む漢方薬を体質に合わせて選び、からだの内側からのアンチエイジングにアプローチします。

 

<肌の老化対策におすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

滞った血流をよくして、肌に栄養を送ることで、ニキビやシミを改善します。月経不順や冷え、のぼせなどの諸症状にも用いられています。

 

・当帰飲子(とうきいんし)

肌に栄養と潤いを与えることで、乾燥肌を改善します。皮膚の痒みにも用いられます。

 

自分に合った漢方薬を探すには「あんしん漢方」がおすすめです。漢方薬に精通した薬剤師がAIを用いながら体質に合った漢方薬を提案してくれるので、初めて漢方に挑戦する方でも安心です。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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ダークチョコレートで賢く間食

ダークチョコレートは、ただのおしゃれなお菓子ではなく、美容と健康に役立つスーパーフードです。老化防止、お通じ改善、糖尿病予防、認知機能アップと、多くのメリットがあります。1日20〜30gを目安に、日々の間食に取り入れてみましょう。健康習慣の第一歩は、ちょっとした工夫から始まります。

 

【参考文献】

(※1)Chocolate intake and risk of type 2 diabetes: prospective cohort studies.

https://pmc.carenet.com/?pmid=39631943&keiro=journal

<この記事の監修者>



 

あんしん漢方 管理栄養士
小原水月(おはらみづき)

管理栄養士・健康食育シニアマスター。社員食堂で300以上の料理を修得、ダイエット合宿所・特定保健検診の業務に携わり600人以上の食事と生活習慣改善を個別サポート。

自身の出産後の体調不良から食事と漢方で体調改善/増進の経験を生かし、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。「心も体も食べたものだけで作られる」をモットーに簡単で時間もお金もかけずに元気になれるレシピを発信中。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

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<漢方監修>

木村 英子(きむらえいこ)

あんしん漢方薬剤師

 

北里大学薬学部・東京大学大学院医学系研究科卒。臨床検査技師。

厚生労働省検疫所・病院にて公衆衛生・感染症現場を経て、インドアーユルヴェーダの権威ミーナクシ・アフジャ博士に師事。

 

対症療法ではなく体質を根本改善することの重要さを痛感し、西洋医学をベースに東洋医学からのアプローチを取り入れ、アロマやハーブを活用した情報発信を行う。

 

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

 

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211231g6sdf10014&utm_source=shindere&utm_medium=referral&utm_campaign=250311

 

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