美や健康を保つために、腸内環境を整える「腸活」を実践しているという方は多いのではないでしょうか。腸活といえば食事のイメージがあるかもしれませんが、実は毎日の習慣も大きく関係しています。この記事では腸活に取り入れたい腸にいい朝の習慣を紹介します。
腸にいい朝の習慣3選
腸活のカギを握っているのは、ズバリ「朝の習慣」です。腸活に取り入れたい朝の習慣を3つ紹介します。
コップ1杯の水を飲む
朝起きたらまずはコップ1杯の水を飲みましょう。水を飲むと、寝ている間に休んでいた胃や腸などの臓器を目覚めさせることにつながります。胃に水が入ったことを感じ取ると、腸が動き出して溜まっている便を排出しようとするため、便通がよくなります。
朝食を摂る
コップ1杯の水に加え、毎日朝食を摂ることも大切です。しっかりと食べることで胃や腸を刺激し、腸の動きが促進されるため、排便を促す効果が期待できます。朝食には、ヨーグルトやみそ汁などの腸にいい食材がおすすめです。
また、朝食は自律神経とも深く関係しており、副交感神経と交感神経の切り替えをスムーズにする役割を果たします。自律神経は腸の動きに関わっており、自律神経が乱れると腸内環境にも影響します。自律神経を整えるためにも、毎日しっかりと朝食を摂りましょう。
便座に座る
便座に座り、排便を促すことも腸にいい朝の習慣のひとつです。コップ1杯の水や朝食を摂ると腸の動きが活発になるため、その状態で便座に座ると直腸からの信号を脳が受け取り便意が来やすくなります。
ポイントは、便意がなくても毎日決まった時間に便座に座ることです。排便のリズムが生まれて便通改善が期待できます。ただし、便意がないのに無理に出そうと力むのはNGです。ロダンの『考える人』のポーズをすると直腸から肛門までが一直線になり、排便しやすくなります。
もっと手軽な腸活はある?
腸の健康を保つには、紹介した習慣を毎日続けることが大切です。しかし、忙しくて毎日続けるのは難しく現実的ではないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがサプリメントを活用した腸活です。飲むだけで腸内環境を整える効果が期待できるため、朝の習慣が続けられなくても腸の健康を保てます。無理せず続けやすい腸活を取り入れたいなら、サプリメントの活用を検討しましょう。
効率的な腸活で健康的な生活を送ろう
腸の健康を保つには、毎朝コップ1杯の水や朝食を摂ること、トイレに行くなどの習慣をつけることが大切です。忙しい日々を過ごしていると、今回紹介した習慣を毎日続けるのは難しいかもしれません。サプリメントを活用した効率的な腸活も取り入れながら腸内環境を整え、健康的な生活を送りましょう。
<監修者プロフィール>
中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。