【フードライター潜入取材】「買えたらラッキー!」四谷三丁目『Well-Being食堂』550円グルテンフリー弁当が切り拓く、働く人のウェルビーイング新常識

2025.06.17

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多忙な日々を送るビジネスパーソンにとって、ランチは単なる栄養補給ではなく、午後のパフォーマンスを左右する大切な時間。しかし、外食の高カロリー化や栄養バランスの偏りに悩む声も少なくありません。そんな中、東京・四谷三丁目に「買えたらラッキー!」と噂される、驚きの健康弁当が登場しました。
「学び・働き・生きる」を支援する次世代型教育企業アドネス株式会社が運営する『Well-Being食堂』では、添加物を極力控えた食材と発酵食をベースにしたグルテンフリー弁当を、なんとワンコイン550円(税込)で一般販売しています。今回は、この画期的な取り組みの裏側を探るべく、フードライターとして、Well-Being食堂の運営責任者・岩城瑠華さまに直接お話を伺いました!

 

「食の処方箋」が導く、働く人の生産性向上

「『食の処方箋』というコンセプトは、どのような経緯で誕生したのでしょうか?」と岩城さまに尋ねると、「栄養補給だけでなく、スタッフの健康支援やボディメイクを意識したものです」と、そのルーツを明かしてくださいました。

もともとはアドネス株式会社の社内向け食堂としてスタートしたWell-Being食堂。代表の三上功太さまも自身のコンディション作りに食が重要だと考えており、スタッフの健康増進を目的に空き物件を活用して立ち上げられたそうです。

メニューは、白砂糖や小麦粉を主原料とする食材を控え、岐阜の契約農家から届く新鮮な野菜や、塩麹・味噌などの発酵食材を組み合わせた高タンパクなラインナップ。これは、血糖値の急上昇を防いで午後の眠気や集中力低下を抑え、働く人の生産性向上を後押しする「食の処方箋」として設計されているとのこと。まさに、食べることでパフォーマンスを上げる、現代人に必須の「食習慣」を提案しています。

ワンコインの秘密:「利益を求めない」スタッフ食堂の強みと工夫

「550円という驚きの価格を維持するために、どのような工夫をされているのですか?」という質問に、岩城さまは笑顔で「スタッフ食堂なので、利益を求めていないからです」と明快に答えてくださいました。

さらに、コスト削減と品質維持の両立については、「主食を米から麦ごはんにするなど、原価を抑える工夫もしています。また、岐阜の契約農家さんから直接野菜を仕入れることで、新鮮な無農薬・減農薬野菜を低コストで提供できる体制を築いています」とのこと。

そして、フードロス削減への取り組みについては、「スタッフが毎日美味しく食べているので、食品ロスはほぼありません」と、まさかのシンプルな答えが!スタッフが食堂をフル活用することで、食品ロスを自然となくしているという、理想的な循環が生まれていました。

さらにメニューは日替わりで設計しており、旬の食材や仕入れ状況に合わせた柔軟な献立構成により、無駄なく食材を活かす工夫をしています。 

メニューに宿る「ウェルビーイング」の哲学:日替わり麦ごはんの秘訣

Well-Being食堂のメニュー作成において、特にこだわったポイントや特徴的な食材は何かと尋ねると、「日替わりの麦ごはんに力を入れています。毎回、運営者である私自身が献立を考えているんですよ」と岩城さま。お客様の声を聞きながら、創意工夫を凝らしている姿勢が伺えます。

また、健康の要となる「腸内環境」への配慮も徹底されています。「発酵食品を積極的に取り入れていますね。味噌、塩麹、酢、コチュジャン、かつおぶしなど、発酵食品を積極的に料理に取り入れ、“身体によいものを無理なく続けられる”ことを意識した価格設計を行っています。たとえば、カレーに赤味噌を加えるなど、日常的に取り入れやすい形での工夫を重ねています。」と、細部にわたるこだわりを教えてくださいました。外食が多い現代人への配慮から生まれた、この「食の処方箋」は、まさに現代社会の健康課題へのアンチテーゼだと感じます。

「グルテンフリー」は流行から定着へ:社会貢献への挑戦

アドネス株式会社が「Well-Being食堂」の一般販売を開始した背景には、教育事業に従事する企業として「社会全体のウェルビーイングを底上げする」という強い目的がありました。外部に販売することで無農薬野菜や発酵食材の仕入れロットを安定させ、継続しやすい価格を維持。同時に、近隣住民やオフィスワーカーの健康課題(高カロリー化や栄養バランスの偏り)に対し、グルテンフリーかつ高タンパク質な選択肢を提供することで、地域貢献とブランド価値向上を図っています。

「グルテンフリーは『流行』から『定着』へ」と岩城さまが語るように、日本のグルテンフリー食品市場は今後も成長が予測されており、企業の健康経営においても急速に拡大しています。データが示すように、栄養バランスの良い食事は生産性向上に繋がり、腸トラブルは労働生産性を低下させる要因ともなり得ます。Well-Being食堂は、まさにこうした社会のニーズに応える存在です。

運営責任者・岩城瑠華さまの情熱:食堂から広がる地域の輪

「Well-Being食堂では、ただ食事を提供するだけでなく、アドネス社内の交流の場としての役割も大切にしています。普段は顔を合わせることの少ない部署同士でも、食事を通じて自然に会話が生まれるような空間を目指しています」と、食堂が持つコミュニティとしての側面も語ってくださいました。

岩城さまご自身が、4年前にアドネスの教育プログラムの受講生として三上社長と出会い、「飲食店をやりたい」と伝えたことが食堂立ち上げのきっかけになったというエピソードは、この食堂に込められた温かい人間性を感じさせます。「美味しかった」「これで仕事も頑張れそう」といったお客様の言葉が、日々の何よりの励みだと笑顔で話す姿が印象的でした。

今後の展望として、こども食堂や配食サービス、災害時の炊き出し支援など、地域貢献にもつながる場として発展させていきたいという岩城さまの情熱的なビジョンに、心から応援したくなりました。

まとめ:美味しく賢く、体と心を整える新習慣を

四谷三丁目の路地裏にひっそりと佇む『Well-Being食堂』は、単なるお弁当屋さんではありませんでした。そこには、働く人々の健康と生産性向上、そして地域社会への貢献を目指す、アドネス株式会社と岩城さまの温かい想いが込められていました。

「買えたらラッキー!」なこのグルテンフリー弁当は、あなたもきっと心身ともに満たしてくれる「食の処方箋」となるはず。ぜひ一度、Well-Being食堂を訪れ、この新しい「ウェルビーイング習慣」を体験してみてはいかがでしょうか。

【Well-Being食堂 店舗情報】

店舗名:Well-Being食堂

所在地:東京都新宿区四谷4-28-20

アクセス:新宿御苑前駅 徒歩5分/四谷三丁目駅 徒歩8分

一般販売形式:不定期・完全予約制(公式LINEにて告知・受付)

予約時間:12時まで

※複数でお申し込みの場合は、前日までにご連絡をお願いいたします。

お弁当お渡し:12時〜14時

メニュー:日替わり弁当550円、味噌汁100円(数量限定・テイクアウトのみ)

食堂に関するお問い合わせ先:公式LINEより受け付けております。

ご試食提供申請フォーム(メディア関係者向け)https://forms.gle/bUyv3ptxs7oj7NuF8

【アドネス株式会社について】

社名:アドネス株式会社

代表取締役社長:三上 功太

ミッション:「PLAY YOUR LIFE(人生をゲームしよう)」

主力サービス:実践型リスキリングプログラム「スキルプラス」(特許取得AI「サクセスラーニング®」を活用)

アドネス株式会社HPhttps://addness.co.jp/

 

この記事を書いた人

山田 花子

Cinderella Fit 編集部

美容メディア シンデレラフィット

「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。

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