「高いエステに通っても、デパコスをライン使いしても、肌の調子が整わない」
「そもそも、お金も時間もかける余裕がない」
スキンケアに対する姿勢は、人によって千差万別。
それでも「きれいになりたい」という気持ちは、大半の女性に共通していますよね。
実は、肌のコンディションは外側からのケアだけではなく、内側とも深く関わっています。
からだのことをよく知る薬剤師の視点から、美肌づくりを解説します。
腸と肌の関係
腸は栄養を吸収するだけの器官ではありません。
不要な老廃物を排出したり、免疫バランスを調整したりと、毎日大忙し。
そんな腸内環境が乱れると、
・老廃物がたまりやすくなる
・肌に必要な栄養素の吸収効率ダウン
・炎症を起こす原因になる物質が全身に影響する
なんて状態になることもあります。
つまり、ニキビやくすみ、肌荒れという肌悩みの原因になるのです。
腸を整える=スキンケア
腸の調子を整えることはスキンケアに通じています。
腸を元気にするための生活習慣といえば、なによりも腸活。
・発酵食品や食物繊維を毎日摂る
・朝はしっかり食べて排便リズムをコントロール
・規則正しい生活のために、夜はスマホを見ずに寝る
このように腸を整えることで、栄養の吸収効率も代謝もアップしやすくなります。
肌にハリや透明感が出たり、痩せやすくなったりといった声もありますが……
・好きなものが食べたい!
・朝食くらい楽したい!
・夜はスマホを見てリラックスしたい!
こう考える人も、多いですよね。
規則正しく、健康的な生活が大事なのはわかっていても、なかなか続かないのが現実です。
続けられる腸活を始める
完璧にやろうとして、失敗しては意味がありません。
それよりも少しずつ成功体験を積み重ねることが大事。
「今日はご飯と一緒にぬか漬けを食べる」
「間食のお菓子をバナナにする」
こんな腸活から始めてみませんか?
それでも「辛い」と感じる人、「もう少しやってみたい」という人には、手軽なサポートアイテムがおすすめ。
サプリメントや健康食品なら、飲むだけで取り入れやすいので忙しい人にもぴったりです。
アイテムを活用することは、腸活を意識するきっかけにもなります。
外側ではなく、内側からのスキンケアを行うためにも、腸活にチャレンジしませんか?
<監修者プロフィール>
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
Instagram:chokatsu_today