2025年10月8日、東京・茅場町のミツカン東京ヘッドオフィスで開催されたイベントに参加してきました。
「鍋といったらミツカン」と言っても過言ではないほど、国内トップクラスのシェア率を誇る当ブランド。
鍋つゆ市場売上No.1(※)の「〆鍋™」シリーズが大型リニューアルをおこなうにあたって、どのような道のりがあったのでしょうか。
※出典:ミツカン調べ、 鍋つゆ市場(ミツカン定義)、2013年3月~2025年2月、各年購買金額シェア
今回は、開発者チームの皆さんがリニューアルに込めた思いと誕生秘話をレポートします。
ミツカンファンの桂宮治さんが語る「鍋への愛」
イベントには、ミツカンファン代表として落語家の桂宮治さんが登壇されました。
「鍋は家族が集まる口実になる。〆まで美味しいと、会話も弾むんです」と語る桂さんの言葉に、会場がほっこり。
開発チームとのやりとりも和やかで、鍋を囲むことで生まれる温かい時間を体現していました。
桂さんが特に気に入っているのは「ごま豆乳」。「クリーミーで優しい味だから、疲れた日でも食べたくなる」とのこと。
落語家ならではの軽妙な語り口で会場を和ませながら、鍋への深い愛情を語る桂さんの姿が印象的でした。」
開発者が語る、味づくりの哲学
こたつを囲んでのトークセッションでは、ミツカン開発部門の皆さまがリニューアルへの思いを熱く語ってくれました。
味づくり担当の山中 直人さんが大切にしているのは、「いつも通りおいしいなと思われながらも変えていく」という考え方。
「お客様が期待する味を守りながら、さらに美味しくする。これが一番難しいんです」と語る山中さん。
今回のリニューアルで山中さんが担当した商品は、鍋つゆシリーズの中でも高い人気を誇るごま豆乳鍋つゆ。ごま豆乳鍋つゆがリニューアルを果たしたのは、今回で9年ぶりだそう。
久々のリニューアルだからこそ、既存のファンを裏切らない味の進化が求められたといいます。
また、平井さんはキムチ鍋つゆの開発過程について語ってくれました。キムチ鍋つゆの開発にあたって、ミツカンが持つ調味料の原料を片っ端から味見したそう。
味見の回数は、味見の回数は、なんと”1日100回”。その圧倒的すぎる行動量には、取材陣も驚きの声を隠せませんでした
「ある瞬間に『この味とこの味を合わせれば美味しくなる』という発見がある。それが開発の醍醐味です」という言葉からは、味への探求心が伝わってきます。
まずは実食!新旧食べ比べで違いを実感
トークセッション中は、リニューアルをした各種ラインナップを実食。
特に印象的だったのが「ごま豆乳鍋つゆ」。一口食べた瞬間、リニューアル前との違いがはっきりわかります。
新たに加わったすりごまの芳醇な香りが鼻を抜け、クリーミーな豆乳のコクが口の中に広がりました。
「キムチ鍋つゆ」は辛さの中に深い旨味が感じられ、以前よりもマイルドで食べやすくなった印象。
「これなら子どもと一緒に食べられそう」という参加者の声に、開発チームが嬉しそうに頷いていたのが印象的でした。
野菜だけでなく、豆腐や豚肉など、どんな具材にもよく馴染む味わい。〆のラーメンや雑炊まで想像が膨らみます。
今回のリニューアルで目指したもの
開発チームの皆さまが、今回のリニューアルで目指した3つのポイントを話してくれました。
①少ない具材でも美味しく
「冷蔵庫に野菜が少ない日でも、鍋を諦めてほしくない」という思いから、鍋つゆ自体の旨味を強化。寄せ鍋つゆは、白菜と鶏肉、またはネギとマグロだけでも十分満足できる味わいに。
②家族みんなで楽しめる味
特にキムチ鍋は、大人も子どもも一緒に食べられるよう、辛さと旨味のバランスを調整。家族全員で同じ鍋を囲める喜びを大切にしました。
③〆まで飽きない味の設計
「おいしさ、最後まで。」という新キャッチコピー通り、最初の一口から〆まで、飽きずに楽しめる味の深みを追求。
また、新商品である「北海道産ほたてと蛤の貝だし鍋つゆ」のアレンジレシピも紹介されました。
牛乳を加えればクラムチャウダー風、にんにくとオリーブオイルを加えればボンゴレ風になるという提案に、参加者から驚きの声が。「これ、パスタに使いたい!」という声も挙がっていました。
開発者の本音――あなたの「美味しい」が、次の商品を作る
トークセッションの終盤、開発チームから意外な話がありました。
「実は、SNSでエゴサーチしてるんです。『〆鍋で今日も鍋パ』みたいな投稿を見つけると、嬉しくて思わずスクショしちゃいます。」と笑顔で語る開発チームの皆さま。
インターネット上の「おいしい」「リピート買いしました」「今年も〆鍋の季節がきた!」という声が、開発チームにとって何よりの励みになるそう。
何気なく投稿した一言が、開発者の心に届き、次の商品づくりに活かされている――そう思うと、これからは感想をもっと丁寧に伝えたくなりますね。
あなたの「美味しかった」が、誰かの食卓をもっと豊かにするかもしれません。
この冬、あなたの食卓に〆鍋™を
日に日に気温が下がり、温かい鍋が恋しくなる季節が到来しました。
仕事で疲れた日の一人鍋に。週末の家族団らんに。もしくは、友人を招いての鍋パーティーに。「〆鍋™」の新しい味わいが、さまざまなシーンであなたの食卓を彩ってくれるはずです。
満を持してリニューアルを迎えた鍋つゆ商品に込められた、開発者の情熱とこだわり。「1日100舐め」の試行錯誤と、ポジティブな姿勢で生み出された進化の味。その全てが、一つの鍋つゆに詰まっています。
スーパーで新しいパッケージを見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。そして食べた後は、ぜひあなたの感想をSNSでシェアしてみてください。
その声が、次の美味しさを作る第一歩になるかもしれません。
寒さが厳しい季節も、美味しい鍋で心から温まりましょう。
商品情報
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◆販売期間
2025年6月より順次切り替え(全国)