腸活というと、食生活の改善や運動習慣、サプリメントの活用を想像する人が多いですが、実は呼吸も大切な要素のひとつ。
忙しかったり何かに集中していたりすると呼吸が浅くなりがちですが、その結果として自律神経が乱れて腸の動きが悪くなることがあります。
「最近、からだがだるい」
「お通じがスッキリしない」
このような不調の原因は、呼吸の浅さにあることも。
腸活の視点から、腸と呼吸の関係性を紐解きます。
呼吸が浅い=腸がサボる

腸の動きをコントロールしているのは、私たちが普段意識していない自律神経です。そして、この自律神経は呼吸の状態によって大きく左右されます。
★浅い呼吸が続いている状態
からだは緊張・戦闘モードになり、交感神経が優位になります。
その結果、消化や吸収、排便は後周りになり、お通じの不調やおなかの張りがあらわれます。
★深い呼吸が続いている状態
からだは休息モードになり、副交感神経が優位になります。
その結果、腸が本来のリズムを取り戻しやすくなります。
このように、呼吸を整えることで腸に「安心していつも通り動いていいよ」と伝えられるのです。
腸活をするなら腹式呼吸

腹式呼吸をすると横隔膜が大きく上下し、おなか周りの筋肉や内臓への刺激になります。この刺激が腸の働きを促すサポートをするので、腹式呼吸を意識しましょう。
★腹式呼吸のやり方
・楽な姿勢で、背筋を伸ばす
・口をすぼめて、おなかを凹ませながら、6秒程度かけて息を吐く
・鼻から3秒程度かけて息を吸い込み、おなかを膨らませる
・上記を5~10分程度続ける
腹式呼吸は血行を促進し、腸だけではなく全身に必要な酸素や栄養を届けるサポートもします。普段、呼吸を意識していない人は意識しましょう。
<監修者プロフィール>

山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。
手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。
【今日から腸活】
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